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古志山人閑話

野僧は佛道の傍らに置き忘れられた石(意志)佛です。苔むし朽ち果て、忘れ去られて消え逝くのを待っていますが、吹く風が身を切る声、雨だれが禿頭を叩く音が独り言に聞こえたなら・・・。

一般空曹候補学生の愛唱歌その2

防府出身の一般空曹候補学生OB(ただし13期まで)が集まって飲むと必ず話題に出るのが事務室の長(おさ)・△村先任です(本人が階級ではなく「ワシは先任と呼べ」と指導していました)。
△村先任は怪我や病気で激しい訓練ができない「激務休」と診断された学生を集めて、雑用作業をさせるのですが、これが身体を痛めなくても厳しい絶妙の内容で決して楽はできないのです。
ですから学生たちは心から「早く治して訓練がしたい」と願っていました。
これはそんな△村先任の下で作業に励んだ哀しき学生たちが作った愛唱歌(労働歌?)です。

 △村先任作業隊歌(曲・加藤隼戦闘隊歌)

先任の声 轟々と 
若者は征く 作業員
背中に重たい 十字架は
訓練出来ない 激務休(げきむきゅう)
我らはその名も 先任S(せんにんず)

寒風酷暑 身がもたず
艱難辛苦 耐えきれず
作業に当る 弱者(よわもの)が
シッカリやってきてくれと
同期に祈る 虚しさよ

担架交ゆる 衛生隊
七度(ななたび)重なる 診断の
休務の影に 焦りあり
ああ今は無き 訓練の
内容どこで 取り戻す

毎日続く 作業員
中隊業務 身につけて
いつかは事務所の長(おさ)になり
先任と呼ばれる 時が来る
我らは曹候 先任S
三村先任



  1. 2012/07/14(土) 10:40:28|
  2. 回想・一般空曹候補学生
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