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古志山人閑話

野僧は佛道の傍らに置き忘れられた石(意志)佛です。苔むし朽ち果て、忘れ去られて消え逝くのを待っていますが、吹く風が身を切る声、雨だれが禿頭を叩く音が独り言に聞こえたなら・・・。

5月24日・伊達政宗公の命日

明日5月24日は独眼竜・伊達政宗公の命日です。政宗公と言えば伊達62万石、仙台のイメージですが本来は出羽国米沢の出身で今風に言えば山形県人です。野僧は歴史好きで色々な人物について調べていますが、偉大な人物を育てた父親にも興味を持っています。傑出した才を持つ子は多くの場合、常識的な母親や親族、家臣に疎まれ孤立しがちですが、その才を見抜き、守り、育て上げた父親、今年の大河ドラマで中井貴一さんが演じた平忠盛、独眼竜政宗で北大路欣也さんが演じた伊達輝宗、そして織田信長の父・信秀などもまた偉大な人物なのでしょう。武将が遺した人生訓と言うと東照大権現・徳川家康公の「人の一生は重き荷を負うて・・・」が有名ですが、政宗公のモノも味わい深く少しユーモアを感じさせます。「仁に過ぐれば弱くなる、義に過ぐれば固くなる、礼に過ぐれば諂となる、智に過ぐれば嘘をつく、信に過ぐれば損をする、気長く心穏にして万事倹約を用ひて金を備ふべし、倹約の仕方は不自由を忍ぶにあり此の世の客に来たと思へば何の苦もなし、朝夕の食事うまからずともほめて食ふべし。元来客の身なれば好嫌は申されまじ、今日の行おくり子孫兄弟によく挨拶して娑婆の御暇申すがよし」如何でしょう。
また野僧は定年を迎えた友人にはこの詩を贈っています。「馬上少年過 世平白髪多 残躯天所赦 不楽是如何」「楽しまずんばこれ如何に」です。
最後に政宗公の辞世を「雲りなき 心の月を 先立てて 浮世の闇を 照らしてぞいく」
  1. 2012/05/23(水) 20:08:09|
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