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古志山人閑話

野僧は佛道の傍らに置き忘れられた石(意志)佛です。苔むし朽ち果て、忘れ去られて消え逝くのを待っていますが、吹く風が身を切る声、雨だれが禿頭を叩く音が独り言に聞こえたなら・・・。

12月28日・高峰秀子さんの命日

2010(平成22)年の明日12月28日は女優・高峰秀子さんの命日です。
野僧は映画「二十四の瞳」の大石久子先生を見て以来のファンでしたが、中学校の国語の授業で「二十四の瞳の大石久子先生が好き」と言った「久子」のところだけが取り上げられて同級生の「久子さんが好き」と言う噂を流されたのには閉口しました。
その後、「銀座カンカン娘」や「カルメン故郷に帰る」を見て大石先生の清楚で知的なイメージとのギャップに悩み、「名もなく貧しく美しく」では違う魅力に涙を流していました。
ただ、「名もなく貧しく美しく」は高峰さん演じる主人公の秋子が幼い頃に育てたアキラが訪ねてきたと聞き、息子の卒業式を抜けて帰宅しようとして事故に遭って亡くなると言う終り方が今一つ納得できませんでしたが、御主人の松山善三さんの初監督作品ですから、高峰さんは納得しておられたのでしょう。
中でも「喜びも悲しみも幾歳月」では灯台守夫婦の姿に感動し、主題歌は最後まで覚え、中学、高校でも遠足などの機会がある度に歌っていました(残念なことに軍歌と誤解する同級生が殆どでしたが)。
ところが親はそんな息子の志にここでも理解を示しめさず、むしろ海上保安官志望を断念させようと「灯台守などになると転勤が多く、全国各地を飛び回らなければならなくなる」「子供が転校ばかりで友達もできない」「親の死に目にも会えない」などと知りもしない苦労話を繰り返していました。
その後、航空自衛隊に入って実際に2、3年ごとの転属で全国各地を飛び回るようになりましたが、野僧は中学時代にそのような仕事に共感を覚えてましたから全く苦にならず、むしろ「離れ小島に南の風が・・」と離島や岬の先端のレーダー部隊へ転属希望を出したくらいでした。
青森県の車力に転属した時も吹雪の中、徒歩通勤しながら「冬が来たぞと海鳥鳴けば 北は雪国・・・」を口ずさみましたが、気分は完全に映画の有沢四郎でした。
あれで嫁が夫の職務を一緒に支える高峰さんが演じた有沢きよ子であれば最高でしたが・・・自分で選んでいないだけに残念。
  1. 2012/12/27(木) 09:31:25|
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