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古志山人閑話

野僧は佛道の傍らに置き忘れられた石(意志)佛です。苔むし朽ち果て、忘れ去られて消え逝くのを待っていますが、吹く風が身を切る声、雨だれが禿頭を叩く音が独り言に聞こえたなら・・・。

12月12日・尼崎連続殺事件の主犯・角田美代子が死んだ。

2012年の12月12日に下手な小説家でも書かないような滅茶苦茶な展開で報道番組も収集がつかなくなっていた尼崎連続殺事件の主犯である角田美代子▲(「さん」かく)が兵庫県警本部の留置場で誰が考えても他人の手を借りなければ不可能な方法で死亡しました。それでも公式発表は自死であり、記者発表以外は報じない大手マスコミだけでなくスクープを売り物にしている雑誌まで真相を追究しない不可解な決着になっています。
民放各局が脈絡もつかないまま報道していたところによると角田▲は昭和23(1943)年に左官業の親方だった父親と家業を手伝っていた母親の間に生まれましたが、物心がつく頃には家庭は破綻していて8歳の時とも中学卒業後とも言う時期に離婚したようです。その結果、本人は非行少女になって「(いわゆる)スケバンとして手下の男子生徒を引き連れて街を闊歩していた」と言う証言は繰り返し紹介されていました。
それでも高校へ進学したものの間もなく退学し、10歳代でスナックを開店して女性を雇い、19歳の時には16歳の少女に売春をさせて逮捕されたと言われています。
その後、尼崎市内でブランド商品の輸入代行業を始めたとも友人の誘いで横浜へ出て後に共犯として逮捕される女と共同で飲食店を始めたとも報じられていました。
結婚については10歳代で1回、20歳代で1回経験し、3度目は事実婚でこれが一番長く20歳代から共犯として逮捕されるまで続きました。
角田▲の罪状は報道している側も説明に困るような複雑な人間関係と異常な犯行ですが、自分で手を下すことはほとんどなく手下にした人間を精神的に追い込んで「殺らなければ」「殺れば」と言う切迫した感情から解放されるために親族などの命を奪わせています。
難関の就職先であるマスコミ関係者は基本的に児童・生徒・学生時代を優等生として過ごしているため非行少年に対してはある種の偏見があるようです。角田さんが中学校でスケバンとなって同じような男子生徒を手懐けていたのも暴力で優越的地位を獲得したと言う一方的な見方しかしていませんでしたが、実際の非行少年や暴走族、さらにヤクザ屋さんの業界で君臨するような人物には暴力で屈服させる恐怖心とは別のある種のカリスマ性を感じることがあります。そのカリスマ性は普通の人間には到底、犯すことができない残虐性などの常軌を逸した狂気であることが多く、角田▲にもそのような他を圧するような迫力が備わっていたのかも知れません。
そんな角田▲にも人間らしい面があったようで例えば大変な料理好きで毎日のように料理の腕を揮って同居人たちに振舞っていたそうです。また写真好きで家宅捜査ではパソコンから関係者を写した大量の画像が発見されています。
それにしても兵庫県警本部の留置場内で3人並んで寝ていて自分のTシャツを脱いで首に巻き、両端を引いて窒息・絶命するまで誰も気がつかないなどと言うことがあり得るものなのでしょうか。柔道の絞め技で落ちた経験から言えば窒息と脳貧血で意識を失えば脱力してしまい引き続けることは不可能です。それでは誰が何を隠蔽しているのか?何故黙っているのか??そして謎とすることさえないのか???
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  1. 2018/12/12(水) 09:38:34|
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