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古志山人閑話

野僧は佛道の傍らに置き忘れられた石(意志)佛です。苔むし朽ち果て、忘れ去られて消え逝くのを待っていますが、吹く風が身を切る声、雨だれが禿頭を叩く音が独り言に聞こえたなら・・・。

歓迎!感激!石地蔵さんが小庵に遷座してきました。

1月5日の昼前に紆余曲折・波乱万丈の末に小庵で祀ることになった石地蔵さんが遷座してきました。法体堅固で壮健な様子で安堵しました。
旧年末にも述べたように今年は1万5000円もの高額な喜捨が届いたため長年の念願だった意志(いし)地蔵さんを祀ることに決めて町内の石工さんに電話したところ「最低でも片手=5万円」と遠く及ばず、「門徒には子供が死んでも墓石の代わりに石地蔵を建立する習慣がない」と言うことで中古品もありませんでした。そこで初めてインターネットの通販サイトで「石地蔵」を検索したところ身の丈28センチとやや小柄ながら1万4800円の一力地蔵なる商品が見つかり、申し込むと特別価格で9800円に値下がりしたので喜んで代金を振り込んだのでした。ところがこれがネット詐欺だった顛末は年末に詳しく述べました。
来庵した警察官も「相手を疑えない人はネット通販に向いていないから止めた方が良い」と指導して帰ったこともあり諦めることにしたのですが、その時に教えられたチェック・ポイントを検証するため石地蔵を眺めていたところヤフオクに4500円がスタートで入札者がなく、しかも締切期限まであと1日の石地蔵さんを見つけたのです。野僧としては「意志地蔵を祀りたい」との念願断ち難く、幸いにして詐欺犯が価格を下げたため喜捨は5000円残っており、ヤフオクの注意事項を熟読した上で入札しました。
こうして4501円で落札できたもののそれが大晦日だったため1月2日に代金を振り込んでも郵便局が機能していないので動きがなく、前回の悪夢が頭から離れず困りました(出品者だけでなくヤフオクも入金の確認通知を送ってきましたが)。
そうして郵便局が開いた1月4日の午後に発送の通知が入り、翌日の午後に到着したのです。発送の受付け郵便局は意外にも福岡県八女市でしたから小倉在住の愚息2に頼んで取りに行かせればもっと早く遷座してもらえたのですが、ヤフオクでは個人情報の秘匿が鉄則のようなので仕方ありません。
到着後は即座にお精入れ=開眼の法要を勤め、玄関脇の柱の下に居てもらっています。名前も意志地蔵になってもらいました。画像でも野僧が筆で入れた黒目=瞳が写っています。
なお、翌1月6日は生まれて1カ月で亡くなった友人の孫の1周忌なので賽ノ河原で鬼に苛められて泣く幼子を地蔵菩薩が救う恐山の御詠歌「西院河原稚児和讃(さいのかわらおさなごわさん)」を詠ったのですが、主人公が聴いているので張り切ってしまいました。
小庵では毎夕に健康祈願で「延命地蔵菩薩経」(朝は「薬師瑠璃光如来本願功徳経」)、毎週金曜日の朝には山門鎮守の「地蔵菩薩本願経地神護法品」、旗日は水子供養で前述の「西院河原稚児和讃」、禅宗の方の命日には白隠禅師作の「地蔵和讃」、節分には鬼王が地蔵菩薩との問答で守護者になる「地蔵菩薩本願経閻羅王衆讃歎品」を勤めています。
今までは庵内に祀っている恐山の地蔵尊の写真と同居人が若い頃に箱根で買った「おねがい地蔵」だけでしたがこれからは意志地蔵さんに外に向かって加護を及ぼし、慈悲の眼で衆生の日常を見守ってもらいましょう。
意志地蔵・19・1・5-
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  1. 2019/01/08(火) 10:56:40|
  2. 常々臭ッ(つねづねくさッ)
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