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古志山人閑話

野僧は佛道の傍らに置き忘れられた石(意志)佛です。苔むし朽ち果て、忘れ去られて消え逝くのを待っていますが、吹く風が身を切る声、雨だれが禿頭を叩く音が独り言に聞こえたなら・・・。

3月25日・カソリックの受胎告知の祝日

3月25日は1725年に第245代教皇・ベネディクトゥス13世が定めたカソリックの「受胎告知の祝日」です。ちなみに正教会・東方教会では4月7日です。
新約聖書には受胎告知について2つの場面が述べられています。あえて日本聖書刊行会版「新約聖書」から全文を引用するので日本語訳の稚拙さを堪能して下さい。
1つはマタイの福音書の1の18から25で「イエス・キリストの誕生は次のようであった。その母マリヤはヨセフの妻と決まっていたが、2人がまだ一緒にならないうちに聖霊によって身重となっていることが判った。夫(性格には許婚)のヨゼフは正しい人であって彼女を晒し者にしたくなかったので内密に去らせようと決めた。彼がこの事を思い巡らしていた時、主の使いが夢に現れて言った。『ダビデの子ヨゼフよ。恐れないで貴方の妻であるマリヤを迎えなさい。その胎に宿っている者は精霊に依るのです。マリヤは男の子を産みます。その名はイエスとつけなさい。この方こそご自分の民をその罪から救って下さる方です。この全ての出来事は主が預言者を通して言われたことが成就するためだった。見よ。処女が身籠っている。そして男の子を産む。その名はインマヌエリと呼ばれる』。ヨゼフは眠りから覚め、主の使いに命じられた通りにしてその妻を迎え入れ、そして子供が産まれるまで彼女を知ることはなく、その子供の名をイエスとつけた」と言うものです。
もう1つはルカの福音書の1の26から38で「ところでその(洗礼者ヨハネの誕生の告知の)6か月前に御使いガブリエルが主から遣わされてガラリアのナザレと言う町の1人の処女のところに来た。この処女はダビデの家系のヨゼフと言う人の許嫁で名をマリヤと言った。御使いは入って来るとマリヤに言った。『おめでとう。恵まれた方。主が貴女と共におられます』。しかし、マリヤはこの言葉にひどく戸惑って『これは何の挨拶なのか』と考え込んだ。すると御使いが言った。『怖がることはない。マリヤ、貴女は主から恵みを受けたのです。御覧なさい。貴女は身籠って男の子を産みます。名をイエスとつけなさい。その子はすぐれた者となり、いと高き方の子と呼ばれます。またカミである主は彼にその父であるダビデの王位をお与えになります。彼は永久にヤコブの家(=ユダヤ人の国)を治め、その国は終わることがありません。そこでマリヤは御使いに言った。『どうしてそのようなことになりましょう。私はまだ男の人を知りませんのに』。御使いは答えて言った。『精霊が貴女の上に臨み、いと高い方の力が貴女を覆います。それ故、産まれる者は聖なる者、カミの子と呼ばれます。御覧なさい。貴女の親類のエリザベツ(洗礼者ヨハネの母)もあの年になって男の子を宿しています。不妊の女と言われていた人なのに。今はもう6ヶ月です。主にとって不可能なことは1つもありません』。マリヤは言った。『本当に。私は主のハシダメ(召使い女・下女)です。どうぞ、貴女の言葉通りこの身になりますように』。こうして御使いは彼女のもとを去って行った」と言うものです。
「受胎告知」と言うとイタリアのフィレンツェにあるウフィツィ美術館所蔵のレオナルド・ダ・ヴィンチの作品が有名ですが、エル・グレコなどの同画題の作品などの大半は読書または糸紡ぎをしているマリヤに大天使・ガブリエルが告知しているルカの場面です。
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  1. 2019/03/24(日) 10:48:45|
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