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古志山人閑話

野僧は佛道の傍らに置き忘れられた石(意志)佛です。苔むし朽ち果て、忘れ去られて消え逝くのを待っていますが、吹く風が身を切る声、雨だれが禿頭を叩く音が独り言に聞こえたなら・・・。

4月4日・おかまの日

女の子の桃の節句の3月3日と元々は男の子の菖蒲の節句である5月5日の間の4月4日は同性愛者と性同一障害者を支援する人権団体「TSとTGを支える会」が真面目に提唱している「おかまの日」です。
現在では女装趣味や同性愛の男性のことを「おかま」とは呼ばなくなりましたが本来は肛門を意味する隠語で、女性器を有しない男性が男根を体内に受け入れるのに肛門を提供していることに由来します(=現代用語ではアナル・セックス)。
補足すれば追突事故の俗語になっている「おかまを掘る」はまさしく男性同士の性行為のことで、男性器の奥にある肛門に男根を挿入するには後背位にならざるを得ないため、その姿を追突事故に重ねたようです。したがって男装趣味や同性愛の女性にこの表現を用いるのは不適切です。
一方、横文字の「ゲイ」はフランス語の「気楽な」「快楽的な」「自由な」を意味する「gai」がゲルマン語を経て英語になったものとされ、「ゲイ・ウーマン(ガール)」は家庭的な責任を考えずに抱ける売春婦や妾、「ゲイ・マン(ボーイ)」は無責任に遊ぶ放蕩者を表していました。
平成に入ってからの日本人は悪意を以って歴史を変質・曲解するようになっていて、人権・女性・環境問題の活動家たちは江戸時代以降の近代史でも暗部のみを取り上げて暗黒社会であったかのように断定しますが、江戸時代までは同性愛は武士の作法されていて、「葉隠」では「男女の交わりは欲望による汚れた行為だが、男同士の契は命を賭ける盟約を結ぶ作法だから正式に申し込み、改まった態度で臨まなければならない」と説いていています。実際、戦国の雄・武田信玄公と高坂弾正虎綱さん、織田信長公と前田犬千代利家さんや森蘭丸くん、伊達政宗公と片倉小十郎さん、まさかの東照神君・家康公と井伊直政さんなど同性愛関係にあったと噂されている主従は極めて強固な信頼関係で結ばれていました。
日本で同性愛が蔑視されるようになったのは明治以降の学校教育で単一の価値観を道徳として庶民にまで徹底したことと富国強兵の一環として子作りを推奨したため、それに反する同性愛は異端行為として批判の対象になってからです。その単一の価値観は旧約聖書の創世記で男女が性的対象であることが(男尊女卑も)定められているヨーロッパの倫理観の請け売りだったのかも知れません。
ところで前述の人権団体は4月4日を「節句」にすることを今後の活動方針にしているようです。節句は本来、宮中祭儀を江戸幕府が5つ選んで定めたものですが、1月7日は七草粥を食べる「人日(じんじつ)の節句」、3月3日は厄払いの流し雛の風習が転じて雛祭りになった「上巳(じょうし)の節句」、5月5日は「端午の節句」、7月7日は「七夕(しちせき=『たなばた』とは読まない)の節句」、9月9日は高齢者(=本来の「敬老の日」)の「長陽の節句」です。それでは4月4日は何の節句になるのか。元号のように漢字2文字で遊んで決めましょう。
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  1. 2019/04/04(木) 11:16:19|
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