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古志山人閑話

野僧は佛道の傍らに置き忘れられた石(意志)佛です。苔むし朽ち果て、忘れ去られて消え逝くのを待っていますが、吹く風が身を切る声、雨だれが禿頭を叩く音が独り言に聞こえたなら・・・。

女優でモデルの純アリスさんの逝去を悼む。

昭和40年代の後半のテレビ・ドラマで活躍し、野僧が勉強の合間のオカズが必要になった頃、清楚な美貌と控えめな肢体で魅了して下さった純アリスさんが7月12日に癌で亡くなったそうです。66歳でした。
同級生たちはテレビなどで活躍している(いわゆる)ハーフのタレントたちの豊満な肉体や好色そうな顔つきを比較しながら羨望の声を上げていましたが、そんな(いわゆる)ハーフの固定観念に対してアリスさんはどこまでも清純で上品な雰囲気を醸し出す稀有な存在でした。アリスさんは昭和28(1953)年に日本が独立した後も朝鮮戦争のため広島に駐留していたニュージーランド兵と日本人女性の間に生まれた子供で両親は結婚しています。そのためアリスさんはニュージーランド国籍でしたが、純アリスと言うのは芸名で本名はマリー、結婚後に漢字表記にして雅璃子(まりこ)になりました。しかし、2歳の時、朝鮮戦争の停戦によりニュージーランド軍が撤退したため両親は離婚し、母親はアリスさんを兵庫県神戸市在住の自分の母親=祖母に預けて上京してしまいました。そうして中学2年の時に上京しましたがそれも母親ではなく叔母の家に身を寄せたそうです。
このためアリスさんは家族団欒と言うものを知らずに成長したのですが、東京キットブラザース(ブラザーズではない)のほぼ同期入団の俳優と結婚してから築いた家庭は円満であり、息子たちも立派に成長しています。
野僧はチャネル権を持っていなかったためアリスさんが出演していた「ママはライバル」や「どっこい大作」などのドラマは視聴できず、先輩からもらった週刊プレイボーイや平凡パンチのグラビアを堪能しただけですが、性的興奮よりも美術部の部長的な鑑賞だったように思います。
久しぶりにアリスさんの写真を見ると聡明で生真面目そうな容姿は晩年まで変わらなかったようです。冥福を祈ります。
純アリス純アリスさん
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  1. 2019/07/18(木) 13:08:19|
  2. 追悼・告別・永訣文
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