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古志山人閑話

野僧は佛道の傍らに置き忘れられた石(意志)佛です。苔むし朽ち果て、忘れ去られて消え逝くのを待っていますが、吹く風が身を切る声、雨だれが禿頭を叩く音が独り言に聞こえたなら・・・。

7月28日・民主党政権で初めて死刑が執行された。

2010年の明日7月28日に鳩山由紀夫内閣から菅直人内閣に留任していた中央大学法学部出身で弁護士の千葉景子法務大臣の執行命令を受けて民主党政権として初めて2名の死刑が執行されました。
執行されたのは2013年8月18日に3人以上の男性と同時に交際していた未成年の女子の虚言癖に踊らされた暴力団員が別の交際相手である男性と同僚の女性の2人を暴行の上で殺害、たまたま現場に来訪しただけの男女2人を殺人未遂で重傷を負わせた熊谷4人殺傷事件の33歳の犯人Oと2000年6月11日に宇都宮駅前通りの宝石店に放火して店員6人を殺害した宇都宮宝石店放火6人殺害事件の59歳の犯人Sでした。
民主党政権は人材不足が著しく法治国家としての法務行政を所管・指揮する重責を担う法務大臣がわずか3年強の間に9人も交代し、参議院選挙で落選した千葉大臣に代わった柳田稔大臣は東京大学工学部出身で拉致問題担当大臣を兼務でしたが大阪地方検査庁の証拠改ざん事件の責任を負って辞任、そのつなぎに学生運動の活動家出身の弁護士でもある仙谷由人官房長官が兼務した後、同じく活動家出身の裁判官だった江田五月環境大臣が兼務する体たらくでした。そして菅改造内閣と野田泥鰌内閣では東京大学法学部出身で大蔵官僚から弁護士になった平岡秀夫大臣(当時は民主党山口県連代表)でしたが死刑の執行には消極的で、それを「職務放棄」と追及されても自民党の杉浦正健法務大臣が「悪人正機の教えを奉じる門徒として死刑は執行できない」と信仰を理由に拒否した前例で反論もできない不勉強な大臣でした。続く野田第1次改造内閣の小川敏夫大臣は立教大学法学部出身の弁護士でしたが、平岡大臣への「職務放棄」と言う批判を回避するためだったのか3名に執行命令を出し、野田第2次改造内閣の滝実(まこと)大臣は東京大学法学部出身ながら元自治官僚で阪神大震災発生時に消防庁長官に就任していましたが2名に執行命令を出しています。このあたりで人材が払底したようで野田第3次改造内閣では東海大学工学部出身の田中慶秋大臣が拉致問題担当大臣を兼務して就任したものの複数の疑惑が発覚したため数週間で辞任し、滝大臣が再任されました。結局、民主党政権下では7名に死刑が執行されました。
千葉大臣は社民党時代から「死刑廃止を推進する議員連盟」で積極的に活動していましたが、法務大臣に就任した時、死刑の執行命令に消極的な姿勢を批判されると「個人的信条で職務を放棄できない」としては議員連盟を離脱したのです。さらに死刑の執行に立ち合い、刑場もマスコミに公開するなど日本人が死刑制度を考える上で極めて大きな貢献をしましたが、死刑制度に反対する反体制活動家たちから見れば裏切り以外の何物でもなく、参議院選挙では自民党だけでなく野党からも批判に晒され、落選・引退に追い込まれてしまいました。その憂き目を見ていた菅内閣は後任にマスコミと法学論争などはできないズブの素人を当てましたがやはり務まらず、反体制活動家だった法曹界出身者でお茶を濁しつつ弁護士出身者を選任しましたが、司法試験に合格する学力と法務大臣としての資質は別であることを証明しただけで政権そのものが崩壊しました。
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  1. 2019/07/27(土) 12:35:46|
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