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古志山人閑話

野僧は佛道の傍らに置き忘れられた石(意志)佛です。苔むし朽ち果て、忘れ去られて消え逝くのを待っていますが、吹く風が身を切る声、雨だれが禿頭を叩く音が独り言に聞こえたなら・・・。

9月4日・反アメリカ軍の口実を作った沖縄少女集団暴行事件

1995年の明日9月4日に沖縄でキャンプ・ハンセン所属の海兵隊員と海軍軍人4名が外出してレンタカーを借り、午後8時頃に沖縄本島北部の商店で買い物をしている小学校6年生の少女を拉致して顔と手足をガムテープでグルグル巻きにした上で近くの海岸へ連れて行き、アフリカ系の海兵隊員2名と海軍軍人1名が集団強姦した事件が発生しました。ヨーロッパ系の1名は少女が幼かったため手を出さずに傍観していたようです。
帰宅した少女の訴えで親が警察に通報して事件が発覚し、「英語を話していた」「大柄で短髪だった」などの証言でアメリカ兵の犯行が疑われ、すぐにレンタカーを借りた海兵隊員と一緒に外出した3名が割り出されましたが、当時の日米地位協定によって被疑者がアメリカ軍施設内や支配地域内などに所在する場合の捜査権は起訴されるまでアメリカ軍側にあったため、日本の警察当局は裁判所に逮捕状を請求して公布されても身柄を拘束して取り調べることができず、地元2大紙がこのことを問題視して激しく県民を扇動し、琉球大学教授として一貫して沖縄被害者論=反日思想を説いていた太田昌秀県知事もここぞとばかりに在沖縄アメリカ軍を敵視するように呼び掛けたため、兵士の私的な犯罪がアメリカ軍の存在を原因とする軍の犯罪に変質し、日頃から反アメリカ軍を行政の基本とする沖縄県議会、沖縄市議会、宜野湾市議会が相次いで抗議決議を採択し(特に珍しいことではない)、10月21日には宜野湾市で太田知事以下8万5千人(あくまでも主催者発表)が参加した抗議集会が開かれ、地位協定の改定を強く要求しました。
当時の日米の政権はアメリカがビル・クリントン大統領、日本が橋本龍太郎首相とどちらも後に女性問題を起こした人物でしたが、この事件では前向きに対応して世界中のどこに配属されてもアメリカ東部と同じ待遇を保証されているアメリカ軍人の地位を維持するために締結されている地位協定の運用を日本側に配慮することで合意したのです。しかし、強姦罪の刑罰はアメリカの各州法の方が厳しく、軍事法廷であれば規律違反も加算されるため日本の懲役6年6か月から7年よりも重い判決が下った可能性は高いでしょう。
ところが大田知事と沖縄のマスコミは全面改定でないことを一方的に非難し、県民の反発を扇動すると要求を地位協定の改定から在沖縄アメリカ軍の縮小、さらに撤退へと拡大・激化させていきました。
おまけに当時のアメリカ軍は沖縄県内の指導的立場にある者の大半が反米反日親中の活動家であることを十分に認識しておらず、不用意な言動で反アメリカ軍の世論を激化させる口実を与えてしまいました。中でもアメリカ太平洋軍司令官は「レンタカーを借りる金で女を買えばよかった」との失言で解任された上、大将から少将に懲戒降格されています。また被告となったアメリカ兵は「県民の批判はアフリカ系に対する人種差別だ」と訴え、来日した家族も囲み取材で「沖縄での裁判では陪審員が敵意を持っているから公正な判決が下りない」と日本の司法制度への無知を晒したことで反発以前の侮蔑を受けました。
沖縄ではこの事件を契機にアメリカ軍の撤退を要求する反基地活動が本格始動し、事故や兵士の犯罪を燃料や火薬にして炎上を強め、現在も五星紅旗の色で燃え続けています。
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  1. 2019/09/03(火) 12:47:24|
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