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古志山人閑話

野僧は佛道の傍らに置き忘れられた石(意志)佛です。苔むし朽ち果て、忘れ去られて消え逝くのを待っていますが、吹く風が身を切る声、雨だれが禿頭を叩く音が独り言に聞こえたなら・・・。

9月7日・これが民主党政権の実態!尖閣諸島漁船衝突事件

2010年の9月7日に尖閣諸島近海で違法操業していた中国漁船が取り締まりに当たっていた海上保安庁の巡視船に故意に衝突する事件が発生しました。
この事件については民主党政権が頑なに漁船が巡視船に衝突するまでの一部始終を撮影した動画の公開を拒否し、それに国民の批判と関心が強まったことで海上保安官が個人的に流出させたため今でも鮮明に記憶に残っています。しかし、大手マスコミは自分たちの世論操作によって成立した民主党政権を擁護していて動画そのものは視聴者の要求に応えて放送したもののその悪質性については論評せず、国民の多くは単に中国の漁船の船長個人が海上保安庁の巡視船に衝突させた海の暴走「事故」と受け留めただけでした。
事件は尖閣諸島周辺海域を巡回していた180トンの小型高速巡視船・みずきが午前10時15分頃に中国船籍の不審なトロール漁船を発見し、領海外への退去を命じましたが無視して違法操業を継続し、網を揚げた後、舳先を並走して監視していた1000トンの機能強化型巡視船・よなくにに向けて加速して左舷後部に衝突させ、逃走を開始したのです。ある程度の大きさの船が舳先から加速して側舷に突入した衝撃は通常の船体を破壊するのに十分な威力があり、エンジンが破損・爆発、浸水によって沈没する危険もありました。
この事態にみずほは追跡して並走しながら停船命令を伝達しましたが、今度は側舷を接触させて逃走を継続しました。しかし、翌日になって巡視船が強行接舷して海上保安官が漁船に乗り移って停船させ、船長を逮捕、他の14名の乗組員も石垣島に連行したのです。
ところが中国はこの事件を既成事実作りに利用し、民主党政権はこれに協力しました。先ず1970年代になって周辺海域に地下資源が埋蔵されていることが判明してから主張するようになった「尖閣諸島は中国領である」と言う立場から「釣魚島(=尖閣諸島)海域で中国の漁船に日本の国内法を適用するなど荒唐無稽だ。非合法で効力はない」と強行に抗議し、「関係海域での漁業生産秩序を維持し、漁民の生命・安全を確保するため漁業監視船を派遣する」と発表すると、実際に公船である漁業監視船2隻を周辺海域に派遣し、接続水域(領海から24海里の範囲に設定できる準領海)内で活動させました。
保守系のマスコミでも民主党政権が中国政府の強硬な態度に驚き、11月に横浜で開催されるAPECに胡錦濤主席の出席を拒否されることを懼れて言われるままに屈辱的な態度を採ったことにしていますが、実際は東京大学で毛沢東主義の活動家だった仙石由人官房長官が中国当局の命令に服従し、菅直人首相、岡田克也外相、前原誠二国土交通相の「逮捕・起訴する」との方針を無視して釈放に向けた準備を進め、独断で中国側に回答したことを「外交問題になる」と言う詭弁で押し通し、実際に中国政府が執拗に対抗措置を連発されたことで反論を完全に封じ込んだのです。そうして菅首相と交代した前原外相が国連総会出席のため不在だった9月24日に「日本国民への影響や今後の日中関係を考慮して処分保留で釈放する」と発表すると石垣島空港に呼んだチャーター機で出国させたのです。しかも仙石官房長官はこの処置を「検察独自の判断だが政府は尊重する」と説明しました。事前に外務省の職員を那覇地方検察庁に派遣して説明させていながらです。
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  1. 2019/09/07(土) 12:42:13|
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