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古志山人閑話

野僧は佛道の傍らに置き忘れられた石(意志)佛です。苔むし朽ち果て、忘れ去られて消え逝くのを待っていますが、吹く風が身を切る声、雨だれが禿頭を叩く音が独り言に聞こえたなら・・・。

9月26日・核兵器の全面的廃絶のための国際デー

明日9月26日は2013年のこの日に国際連合総会で賛成68、反対32で決議された「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」です。
この決議では「軍縮会議において核兵器の保有、開発、製造、取得、実験、貯蔵、移転、使用若しくは使用の威嚇を禁止し、核兵器の廃棄を規定する包括的核兵器条約の交渉を早期に開始すること」を要請しています。
当時の国連事務総長は韓国人の潘基文さんでしたから「反米」を基本路線にしていて安全保障理事会の常任理事国が有する最終的懲罰手段である核兵器の意義を全く認めず、ソ連の崩壊後に核兵器やロケット=ミサイルの開発を進めていた科学者や製造していた技術者たちが紛争当事国に金で雇われている現状を抑止するための実効ある手段を講じることもないままに事実上は常任理事国を対象とした核兵器廃絶を扇動していました。
日本も悪夢の民主党政権でしたから朝日新聞が主導する大手マスコミが振り撒いていた「この条約で北朝鮮の核開発まで禁止できるかのような幻想」に同調して全面的に支持していました。
潘事務総長が就任してからの国際連合では2011年10月下旬の総会で軍縮と国際安全保障問題を扱う第1委員会から52の提案が出され、その中にはマレーシアなどによる核兵器禁止条約の交渉開始を求める提案が含まれており、賛成127票で決議されていました。さらに潘事務総長が退任する直前の2016年10月下旬の総会では多国間での核兵器撤廃交渉を翌年から開始する決議案が賛成123、反対38、棄権16で可決しています。この時、安倍政権が復活していた日本は反対しました。
そして2017年7月7日に122の国と地域の賛成で「核兵器の保有、開発、製造、取得、実験、貯蔵、移転、使用及び威嚇としての使用の禁止及びその廃絶に関する条約」が可決し、50カ国以上が批准して90日後に成立することになっていましたが、2017年9月20日にニュージランド、パラオ、パレスチナ、パナマ、パラグアイ、ペルー、フィンランドが批准したことで50カ国を超えました。しかし、常任理事国を含む核兵器保有国は1国も参加しておらず、事実上は核兵器を持たない小国による反対署名運動程度の意味しか持っていません。
何よりも日本の周辺国では常任理事国である核大国・ロシアと中国は言うまでもなく核開発に成功した北朝鮮や潘前事務総長の母国である韓国も不参加なのでマスコミや反核団体などが日本政府に批准を要求するのは国際情勢を無視した妄言に過ぎません。
日本でも裕福とは言えない島根県と同程度の国民総生産しか持たない北朝鮮が核兵器開発に成功するようでは経費と言う難易度は著しく低下していますから今後も拡散するのは間違いなく、狂信的な指導者がそれを手にした時、これを懲罰するのはやはり核兵器による威嚇と使用しかないのが現実です。
そんな国際社会の中で唯一の被爆国を標榜する日本は安倍政権を復活させました。これは核兵器を3度使用されないための現実的対応なのでしょう。
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  1. 2019/09/25(水) 12:38:51|
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