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古志山人閑話

野僧は佛道の傍らに置き忘れられた石(意志)佛です。苔むし朽ち果て、忘れ去られて消え逝くのを待っていますが、吹く風が身を切る声、雨だれが禿頭を叩く音が独り言に聞こえたなら・・・。

3・11

明日3月11日で東北地方太平洋沖(東日本)大震災から2年になります。
野僧は震災発生以降、西方に向かう多数の魂魄を案内しようと命が尽きるまでと発願して昼夜を通して不眠不休の読経を続けていたのですが、49日目に意識を失って2日間熟睡してしまい(糞尿垂れ流し)死に損なってしまいました。ただ、体調はかなり悪化しましたから、やはり死ぬべき時には死ななければいけません。
また、本州の西の端にある小庵では魂魄が出発前の休憩をされるのか、四十九日までの間、常に佛前からの話し声や足音、物が動いたりする人の気配がしていて、初盆の送り火の日には団体が滞在してとても賑やかでした。おまけに霊気がいると涼しくなるので身震いするほど快適でしたが、あまりにも騒がしいので念佛を唱えたところ、静かになったものの暑さも一気にやってきてかえって眠られませんでしたが。
しかし、東北は念佛信仰が篤い土地なので、西方へ向かった方が多かったのでしょう。1人1人バラバラで逝くよりも知った者同士の団体で往生する方が楽しそうです。
浄土の池の蓮が重さで沈んでしまわないか心配しましたが、その前に阿弥陀如来、観世音菩薩、大勢至菩薩はフル稼働だったはずで本当にお疲れ様でした。
余談ながら、あの年も北海道、東北から北陸、山陰地方にかけては豪雪で、野僧は災害除けの祈願札を友人たちに送っていたのですが、それを持っていた友人は松島で地震に遭い、揺れが収まったところで仙台に戻ろうとしてところ「建物の屋上に上がれ」と呼びかけられ、間もなく下に津波が押し寄せたそうです。
  1. 2013/03/10(日) 09:46:45|
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