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古志山人閑話

野僧は佛道の傍らに置き忘れられた石(意志)佛です。苔むし朽ち果て、忘れ去られて消え逝くのを待っていますが、吹く風が身を切る声、雨だれが禿頭を叩く音が独り言に聞こえたなら・・・。

野良猫としては究極の老後?爺さんの近況

20数年間も空き家だった小庵に天井裏の蝙蝠と土間の青大将と一緒に棲みついていながら、そこに坊主が乗り込んできたため追い払われた野良猫の群れの一匹だった爺さんですが、現在は至福の老後を過ごしているようです。
9月上旬に西日本に襲来して前後の長雨によって大規模な水害を発生させながら千葉県全域を停電に陥れた15号、同じく関東から東北を通過して甚大な災害をもたらした19号台風の影に隠れている台風13号の時、爺さんを庵内に避難させたのですが、始めは大人しく土間で眠っていたものの夜中に活動を開始して台所に置いてあった段ボール箱を引っ繰り返して中に敷いてあった新聞紙を使って寝床を作ってそこに寝ていました。翌日も台風の影響が大きかったためそのまま自作の寝床で2泊させたのですが翌々朝に外に出すまで我慢ができなかったようで、土間に尿と糞をしたため余波の強風は吹いていたものの雨が止んだところで段ボールの寝床を縁側の影に移動させ、そこが住居になってしまいました。
その後、急激に冷え込んだことを受けて段ボール箱を大型で深い物に交換して居住環境を改善し、さらに昨冬、与園子やニャン太郎と暮らしていた頃に使わせていた毛布を敷いて防寒対策を講じたのですが、哀しい思い出が甦るのか中で眠らなくなってしまったのです。それでも日に日に寒さが募り、縁側で昼寝しているところに掛けて体臭=加齢臭をつけたところ再び段ボール箱の中で眠るようになり、おまけに餌入れに顔だけを動かして食べる横着な生活態度まで覚えてしまいました。
そんな屋外の段ボール生活が辛くなってきたところに超意外な来訪者が現れたのです。特に冷え込みが厳しいある夜、「ニャ、ニャ、ニャ」と言う聞き覚えがある小刻みな鳴き声がしたため外を見ると爺さん柄の猫が段ボール箱から身体をはみ出させて餌を食べており、懐中電灯で照らして振り返った顔は若緒でした。一瞬、霊魂が帰って来たのかと思いましたが(寿来が下で寝ている時、天井裏で音子と話している声が聞こえることがある)、鳴き声から考えればニャン太郎でした。それからニャン太郎は夜にやってきて餌を食べた後は爺さんと一緒に眠り、朝の餌を食べるとどこかに出かけていくようになりました。夜にしか来ないため箱入り娘の寿来との対面は果たしていません。爺さんも寂しさが消えた穏やかな顔で昼間は陽の当たり方を選んで場所を変えながら日向ぼっこで過ごしています
問題は夜の冷え込みが厳しくない夜にはニャン太郎は一緒に泊まらないようなので気紛れにどこかへ行ってしまわないかです。でき得れば爺さんの余生に付き添って最期を看取ってもらいたいものです。
それにしても前回、姿を表したのは行方不明になって3ヶ月後、今回もそれから3ヶ月後です。ただし、前回に比べると痩せておらず飢えた様子はありません。一体、どこで過ごしているのやらと謎は深まります。仮に飼われているのなら飼い主さんは心配していることでしょう(首輪はしていない)。誠に申し訳ありません。
爺さん自作の住居・19・9・7自作の寝床=後に住居(新聞を丸めたのも爺さん)
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  1. 2019/11/25(月) 13:05:33|
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