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古志山人閑話

野僧は佛道の傍らに置き忘れられた石(意志)佛です。苔むし朽ち果て、忘れ去られて消え逝くのを待っていますが、吹く風が身を切る声、雨だれが禿頭を叩く音が独り言に聞こえたなら・・・。

1月1日・俳優・山本太郎の英雄?森恒夫が拘置所内で自死した。

昭和48(1973)年の明日1月1日に連合赤軍の幹部で山岳アジトにおけるリンチ殺人事件の主犯として拘束されていた森恒夫被告が東京拘置所内で自死しました。
森被告は昭和19(1944)年12月に大阪市交通局の路面電車の運転手の息子として生まれました。公立高校では剣道部に入ったのですが、試合中に頭部を打たれて気絶し、目が覚めると別の人格になったような気がしたため、それが後に「暴力によって意識を失わせれば革命戦士としての人格が生まれる」と言う論理に展開し、山岳アジトでのリンチにつながったと言いますから締め技で落ちる柔道部はもっと危ないのかも知れません。
大阪市立大学中国語学科に進学すると当時は学生運動が大流行しており、同じ大阪市立大学の学生で昭和45(1970)年のよど号ハイジャック事件で北朝鮮に亡命する田村高麿▲(=さん欠く)に出会ったことで武力革命を目指す共産主義者同盟に参加しました。この共産主義者同盟は政党として議席を得たことで暴力革命から合法的政治運動に方向転換した日本共産党と決別した過激派で、後に分裂した中から赤軍派が派生したのです(実際は日本社会党が支援しており、現在も福島瑞穂議員は公然と擁護している)。
そんな森容疑者は昭和40(1965)年には日韓条約批准阻止デモで逮捕されますが、取り調べを受けるとベラベラと自供して刑を軽くするように頼み込み、昭和44(1969)年には内ゲバで自己批判を要求されると素直に応じて「リンチにはかけないでくれ」と懇願するなどあまり勇ましい革命戦士ではなかったようです。おまけに組織が70年安保に向けて闘争を激化させると怖気づいたのか活動に参加しなくなり、人前に姿を現さなくなったのですが、大菩薩峠事件(獄中の仲間を奪還するため首相官邸と警視庁を襲撃する武装訓練を山梨県の山中で実施する計画)で主要な活動家53名が逮捕されたことで仲間たちの間で復帰を求める声が起こり、田村▲は「森は度胸がない」と難色を示したものの最高指導者の鶴の一声で復帰が決まったようです。
復帰した森被告は成田空港闘争に参加しますが、他の活動家たちが次々に逮捕され、海外に脱出する中で黙々と拠点作りに励んでおり、そのことで人望が高まって上が抜けた分だけ地位が上がり、ついには赤軍派の最高幹部にまで成り上がりました。
そうして資金調達のための銀行襲撃未遂事件で全国指名手配されると武力革命による警察組織の破壊を目指すようになり、そのために山岳アジトでの軍事訓練を始めたのですが愛人関係だった永田洋子▲とリンチによる仲間12名の殺害を指揮して自滅しました(森被告は国立と一流大学の出身者、永田▲は美貌の女性に劣等感を抱いていた)。そうして永田▲と活動資金を得るために下山したところを逮捕され、この日に独房で首を吊ったのです。遺書には「自己の責任の重さに絶望・・・自らに死刑を下す」とありました。
2001年に公開された左翼系映画「光の雨」では事件を賛美する劇中劇があり、最近は大手マスコミの不可解な支援を得ながら身体障害者を利用して政界進出を画策している3流俳優・山本太郎▲が森被告の役を演じています。有権者は山本▲の思想傾向を十分に認識した上で投票行動を選択しましょう。
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  1. 2019/12/31(火) 14:09:09|
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