FC2ブログ

古志山人閑話

野僧は佛道の傍らに置き忘れられた石(意志)佛です。苔むし朽ち果て、忘れ去られて消え逝くのを待っていますが、吹く風が身を切る声、雨だれが禿頭を叩く音が独り言に聞こえたなら・・・。

6月3日・朝鮮半島人の市電運転手による大量殺人事件が発生した。

大正10(1921)年の6月3日に現在の東京都新宿区で在日朝鮮半島人(出身地の南北は不明)の東京市電の運転手による大量無差別殺人事件が発生しました。
犯人は日朝両民族の融和(南次郎陸軍大将=朝鮮総督の皇民化とは違う)を推進した斎藤実海軍大将=総督の治世下で来日して東京の市電の運転手の職を得て2年目でしたが、借家の家賃が高かったため日本人の同僚夫婦と同居して家賃を折半することにしたのです。
ところが民族的な生活習慣の相違が明らかになるに従って両家の関係は険悪になり、特に日中も家にいて顔を合わせる妻同士は激しく対立するようになりました。さらに日本家屋だったため防音性はないに等しく、双方の妻が夫に相手の苦情を訴えるとそれが筒抜けになり、事態は深刻になる一方でした。
そんな5月29日に朝鮮半島人の妻が「手拭がなくなった」と言い出し、何の証拠もないまま「同居人の妻が犯人だ」と主張したため口論から掴み合いの喧嘩になり、その時は怒声を聞いて駆けつけた近所の住人の仲裁で収まったものの翌日、翌々日も喧嘩が続発したため朝鮮半島人の夫が淀橋警察署に窃盗と傷害で告発したのです。ところが朝鮮半島人の夫が傷害を「睾丸を締め潰されそうになった」と申し立てたので診察しても外傷や圧迫痕は確認できず、妻の申し立て通りに手拭が同居人の部屋で発見されたものの窃盗した証拠が見つけられず(嫌がらせに朝鮮半島人が持ち込んだ可能性も否定できない)、価格的にも犯罪とするには安価過ぎるため宥め賺して帰宅させました。すると朝鮮半島人の夫は「自分が半島人だから警察も日本人の肩を持って門前払いした」と不満と不信を一気に蓄積させて朝鮮半島では頻繁に行われている凶悪犯罪を思い立ってしまいました。
この日の夜、夫は「理性をなくすため」に酒を飲み、手始めに同じ屋根の下の同僚夫婦を殺害しました。この時、制止した自分の妻も殺害しています。そして屋外に出ると「上司一家も皆殺しにする」と絶叫しながら通りを駆け抜け、無関係の通行人5名に重傷を負わせた揚げ句に実際に上司一家の4名を殺害し、1名に重傷を負わせました。この時点での被害者は死者7人、重傷者10名でした。
通報を受けて警察官が駆けつけると夫は逃走しましたが、追跡する警察官が転倒すると(当時の警察官はサーベルを提げていたため走りにくかった)逆襲に転じ、左肩に切りつけて重傷を負わせました。しかし、トドメを刺そうとしたところで警察官が足を払い、抜刀したサーベルを突きつけて「持ち物を全部捨てろ。手向かいすれば斬り殺すぞ」と一喝されて観念して逮捕されたのです。ところがこれほどの凶悪事件を犯していながら東京地方裁判所が下した判決は無期懲役でした(参考・大正9から12年の死刑執行数は30人台で推移していた)。
2年後の大正12年9月1日に発生した関東大震災では「朝鮮半島人が暴動を起こす」「井戸に毒を投げ入れた」などの風聞が広まり、自警団が地域住民以外の人間を誰何して言葉遣いがおかしいと朝鮮半島人と断定して拷問を加える事案が発生しましたが(訛りが強い東北人も犠牲になった)、この事件の記憶が過剰な警戒心を発生させた可能性は否定できないでしょう。
スポンサーサイト



  1. 2020/06/03(水) 13:38:49|
  2. 日記(暦)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<振り向けばイエスタディ1935 | ホーム | 振り向けばイエスタディ1934>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://1pen1kyusho3.blog.fc2.com/tb.php/6178-5a1f6f48
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)