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古志山人閑話

野僧は佛道の傍らに置き忘れられた石(意志)佛です。苔むし朽ち果て、忘れ去られて消え逝くのを待っていますが、吹く風が身を切る声、雨だれが禿頭を叩く音が独り言に聞こえたなら・・・。

これもガラパゴスでは?牛乳パックの注ぎ口

野僧は携帯電話を持っていないため(小庵は携帯電話の電波が届かない上、滅亡間近の限界集落なのでアンテナを設置する予定もないそうです)日本人にしか使いこなせない過剰な機能の高度化を競い合った結果、輸出するにも海外の購入者が求める低価格や使い易さとは逆の商品になってしまった「ガラ携=ガラパゴス携帯電話」を実感したことはありませんが、最近はありとあらゆる商品で過剰な機能の追加が横行しているので理解はできています。
携帯電話に限らず家電製品は電源を入れてスイッチで操作した通りに動けば不満はないのですが、比較的単純な機能の全自動洗濯機でさえ脱水時に中の洗濯物が片寄ると「重心がずれている」と訴えて自動停止します。そのような場合は厚手の洗濯物が入っていることが多いので袖を伸ばして洗濯僧全体に重量がかかるようにしなければならず、洗濯は機械に任せて他の家事ができる全自動の意味がなくなります。こうなると昔のような洗濯槽と脱水槽の2槽式洗濯機が欲しくなります。また小庵のテレビはまだブラウン管式なので好いのですが、地上デジタル放送を視聴するために接続しているDVDデッキには腹が立ちっ放しです。こちらも番組予約と言う機能を使うと放送時間の変更に対応できず、必要があって毎週録画予約していた番組が欠けてしまいます。これは便利になっているようですが、日付と時間とチャンネルを入力する自己責任の昔の予約方式に戻したいものです(説明書を読むと可能なようでも操作に手間取るので事実上は不可能)。さらにDVDは劣化が早く、電気店の指導でダビングしたためビデオ・テープで保存していた古典映画や資料映像が原因不明で再生不能になっています。パソコンについては友人たちも同様の目に遭っているようなので言うまでもありません。
そんな消費者が期待してない過剰な改造を加えた製品は他の商品でも目に余ります。例えば食料品ではそれまで普通のビニールの袋に入れていたインスタント・ラーメンや菓子類をアルミ・コーティングした袋に変更して「品質保持のため」と宣伝していますが、発売以来数十年間、ビニールの袋に入っていた製品を食べてきても何の問題も感じていなかった消費者にとってこの改造は中身の改良ができないため開発者と販売担当者が困って弄した誤魔化しにしか見えません。そして今回、牛乳パックを今までの三角になっている上部を開いて注ぐ方式からビニール製の管を装着して蓋を開ける方式に変更した商品が増えているそうです。これは「不器用でパックの上部を上手く開けられない欧米では主流だ」と説明する一方で「手で触れる手間が減るため共産党中国の細菌兵器対策になる」と宣伝していますが、今までのやり方でも牛乳に触れる訳ではないので同様の誤魔化しでしょう。むしろ牛乳パックはスーパー・マーケットやコンビニエンス・ストアが回収してトイレット・ペーパーに再利用しているのでビニール製の管を取り除く手間が(意外に面倒臭い)、資源保護の意識を阻害する可能性が高いのではないでしょうか。
インスタント・ラーメンは日清製粉、牛乳パックは雪印乳業と業界最大手が始めたようですが、完成品に無理な手を加えれば余計な改造になるのは当たり前田のクラッカーで品質の保持=信頼性で固定客を確保することを考えるべきでしょう。「株主も納得せよ!」
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  1. 2020/09/14(月) 13:23:26|
  2. 常々臭ッ(つねづねくさッ)
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