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古志山人閑話

野僧は佛道の傍らに置き忘れられた石(意志)佛です。苔むし朽ち果て、忘れ去られて消え逝くのを待っていますが、吹く風が身を切る声、雨だれが禿頭を叩く音が独り言に聞こえたなら・・・。

4月26日・大山倍達館長の命日

1994(平成6)年の明日4月26日に極真会館館長・大山倍達(韓国名・崔永宜)十段が死去しました。大山館長と言えば「空手バカ一代」ですが、あの漫画で描かれている物語がどこまで真実なのかを論じ始めれば極真会館の門下生、信奉者と他流派の者で真っ向から対立するでしょう。
野僧にも極真会館2段の知人がいますが、ジャージを持っておらずマラソンや球技でも常に極真会館の空手着に黒帯を締めて参加し、ソフトボールの試合中、木製バットをコンクリートブロックの穴に立てて蹴り折ってしまい、訓練用具を管理する担当者を困らせたものの、ついでにそのブロックも素手で割ったため担当者はビビッて文句を言えませんでした。
さらに金属バットで素振りしていた隊員に「腹を殴ってみろ」と言い、数発殴った後、角度が変わって胃に先が当たってしまい、血を吐いて入院するドジも踏みましたが。
極真会館の筋力トレーニングや柔軟体操などの身体の鍛錬は凄まじく、野僧も少林寺拳法を首になった後(「航空自衛隊怪僧記・空曹時代」参照)、つき合いましたが鍛錬と言うよりも肉体の改造でした。
ただ、極真会館の強さは野僧も体験的に知ってはいるものの、漫画の方は些か誇張が過ぎるではないかと思う点もあります。特に空中で繰り出す技は人間の跳躍力と滞空時間から考えて無理があり、あそこまでジャンプできるのならば、余技としてオリンピックや世界陸上の高跳び、三段跳び、幅跳びに出場すれば別の活躍をされたはずです。
やはり「空手バカ一代」の原作者は梶原一騎氏ですから、人並み外れた技も「巨人の星」と同様に超人技にしてしまったのでしょうか。
尤も梶原一騎氏は大山館長と絶交してからも「カラテ地獄変」に大東徹源、「人間凶器」で大元烈山と言う名前の明らかにモデルにした人物を登場させ、超人技は仮面ライダー並みにしています。こうなるとイヤハヤ何ともです。
ところで日本はオリンピック種目に空手を加えることを目指しているそうですが、それは極真会館の顔面への手での攻撃はないルールや大道塾の面をはめて殴打自由、柔道の投げ技までありのルールか、それとも国体で行われている寸止めルールなのか。寸止めルールではシャドウボクシング、バットの素振りの試合のようなもので判定は審判の主観に負うところが大きく、見る方にはテコンドー以上の魅力はないでしょう。
最後に付け加えれば、この4月26日は名古屋空港で台湾航空機が墜落し、264人が死亡する事故が発生したため、大山館長逝去のニュースは隅に追いやられ、翌日の新聞もこれに紙面を割かれて知名度、崇拝者数の割に知られずに終わってしまいました。
「押忍(オス)」(5月12日に続きます)。
大山倍達横顔が似ている。
  1. 2013/04/25(木) 09:27:31|
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