fc2ブログ

古志山人閑話

野僧は佛道の傍らに置き忘れられた石(意志)佛です。苔むし朽ち果て、忘れ去られて消え逝くのを待っていますが、吹く風が身を切る声、雨だれが禿頭を叩く音が独り言に聞こえたなら・・・。

5月3日・憲法記念日

明日は憲法記念日ですが、「日本国憲法」は一文字も改定されていない世界最古の憲法になっていますから、文化遺産として祝う価値もあるのかも知れません。
現在、憲法96条の改正規定の「衆参両院で3分の2以上」と言う発議要件を過半数に緩和しようと言う動きがありますが、本当に大丈夫なんでしょうか?
過半数では政権交代の大ブームで民主党が圧倒的多数を取ったようなことが衆参議員選挙で起これば、舞い上がった勢いでまともな議論もなく発議されてしまい、最終審査である国民投票もロクに機能せず、次の選挙で与党が交代するまでその憲法下で政治が行われることになります。
鳩山や菅を総理にしてしまい、小沢に政治を牛耳させていた悪夢を忘れるには早くないですか?
野僧は日本国憲法が連合国が占領統治し易くするために押し付けた物であったとしても、その条文は平穏無事を求め、言霊信仰をもつ日本人が本来の精神性に合致した傑作であり、帝政にあった欧州(主にプロシア)の憲法を無理やり日本に持ち込んだ大日本帝国憲法よりも似合っていると思っています。
問題は法の運用であり、大陸法的に行動規範として枠の中に押し込めるのではなく、海洋法的に禁止規定として注意を払う程度に柔軟な運用とすれば問題はないでしょう。
西ドイツは東西統合を果たすまで憲法を制定しないと国家基本法で代用していましたが、日本はかつての十七条憲法もそうであったように、日本国憲法は国家の理想、国民の願いを掲げる不磨の大典として尊重しつつ、現実的な国家像を定める国家基本法を別に制定するべきだと考えています。建て前と本音の使い分けは日本人の優れた知恵なのですから。
余談ながら最近、自衛官からも日本国憲法を批判する声を聞くことがありますが、自衛官は入隊時に「日本国憲法並びに各種法令を順守し」と言う「服務の宣誓」に署名捺印していますから、これは誓約違反ではないでしょうか。
  1. 2013/05/02(木) 09:03:11|
  2. 日記(暦)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<5月4日・国民の休日 | ホーム | 第7回通信「宗教」講座・スリランカの話>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://1pen1kyusho3.blog.fc2.com/tb.php/693-0bab85ef
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)