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古志山人閑話

野僧は佛道の傍らに置き忘れられた石(意志)佛です。苔むし朽ち果て、忘れ去られて消え逝くのを待っていますが、吹く風が身を切る声、雨だれが禿頭を叩く音が独り言に聞こえたなら・・・。

国民審査で「守るべき」「消すべき」最高裁判所の裁判官

日本国憲法第79条2項の「最高裁判所の裁判官の任命は、その任命後初めて行はれる(通常の送り仮名は『わ』でも憲法の条文がこうなっている=これを訂正するのも『改憲』になる)衆議院議員総選挙の際国民の審査に付し、その後十年を経過した後行はれる衆議院議員総選挙の際更に審査に付し、その後も同様とする」と3項の「前項の場合において、投票者の多数が裁判官の罷免を可とするときは、その裁判官は、罷免される」の規定によって衆議院選挙と同時に最高裁判所の裁判官の国民審査が行われます。
野僧は投票権を行使していた時には最高裁判所の判決と裁判官が載った新聞記事のスクラップを検討した上、確信を持って「×」を記入していましたが、タクシーを含む公共交通機関が存在しないド田舎の身体障害者が投票所に行くことは困難なので選挙と同様に結果だけを注視しています。とは言え今回の審査対象になっている11人の裁判官のうち岡正晶判事(65歳)と堺徹判事(63歳)、渡辺恵理子判事(62歳)、安浪亮介判事(64歳)の4人は2021年に就任したばかりなので判決に関与した経験はないようです。
ただし、同じく2021年でも2月8日に就任した長嶺安政判事だけは民法750条と戸籍法74条の夫婦同姓の規定の憲法判断を求める裁判に参加していて当時の15人の裁判官の合憲11人、違憲4人の中で今回の審査対象者では岡村和美判事と共に「規定が合理性を欠き、立法裁量の範囲を超えるものと断じることはできない」とする合憲の判断を示し、逆に宇賀克也判事と草野耕一判事は違憲としています。つまりこの判決を報じるマスコミの「女性の判事が増えれば判断が変わったはずだ=男性の判事は男女逆転運動に冷淡」と言う断定は最高裁判所の裁判官の公正性を冒涜する事実誤認です。
今回の審査で日本人が断固として守らなければならないのはこの長嶺判事です。長嶺判事は東京大学教養学部在学中に外務公務員採用上級試験に合格した外務省の外交官出身で、条約局法規課長から駐インド大使館公使、在イギリス大使館公使、大臣官房勤務を経てサンフランシスコ総領事、国際法局長、駐オランダ大使、外務省審議官、駐韓国大使、駐イギリス大使を歴任して現在の最高裁判所の裁判官に就任しました。中でも駐韓国大使としては「2015年12月28日の日韓合意(日本側は岸田文雄外務大臣)に基づいて直ちに撤去されるべき戦時売春婦像を釜山領事館前に設置することを阻止しなかった」として一時帰国しています。その後の韓国の反日姿勢を考えれば文在寅政権と協調している日本共産党や朝日新聞などが長嶺判事の罷免を画策しても不思議はなく、日本人として断固阻止しなければなりません。ただし、審査用紙は罷免したい判事の覧に「×」を記入するだけなので応援しようと「○」を付ければ無効になってしまいます。
この他には2021年5月の「アスベストの健康被害で国と企業の責任を認めた」深山卓也判事、2020年12月の「袴田事件で高等裁判所に差し戻し再審を命じた」林道晴判事などがいますが、「2019年の参議院選挙の1票の格差は違憲状態だった」とした三浦守判事には消えてもらいたいものです。法務官僚時代、法廷に被害者の怨恨や苦衷、悲哀の感情を持ち込ませる被害者参加制度を実現させた人物でもありますから。
  1. 2021/10/24(日) 14:50:14|
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