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古志山人閑話

野僧は佛道の傍らに置き忘れられた石(意志)佛です。苔むし朽ち果て、忘れ去られて消え逝くのを待っていますが、吹く風が身を切る声、雨だれが禿頭を叩く音が独り言に聞こえたなら・・・。

「東流西流」却下原稿4

これはいじめを肯定しているから却下と言うことでした。しかし、野僧にいじめを語らせれば親や親戚から受けてきた精神的虐待や中学校での地獄のような日々などこんなものではすみません。
当たり障りのない記事にするためには刺激的な内容を切る。NHKのニュースがつまらないのと同じことが山口新聞にもあるようです。

 負けじ魂
我々、一般空曹候補学生はわずか二年で一律に昇任するため仕事ができない空曹(下士官)になることは必然で、先に入隊した古参空士(兵)だけでなく、新隊員出身の空曹たちからも「駄目な奴」「不用品」と馬鹿にされていました。さらに野僧は七期であったため、ある程度経験を積んだ曹候学生の先輩たちからは「足を引っ張るな」「恥を晒すな」と突き放されるばかりで孤立無援、基地内生活だけに常時監視状態だったのです。ある補給隊の同期は古参空士たちから段ボール箱に梱包されました。そして夕方、その同期がいないと大騒ぎになったところへ入間基地から「お宅の隊員が箱の中で泣いている」と電話が入りました。彼は「絶対に声を出すな」と言われたので黙ったままトラック、輸送機に乗せられ、伝票通りに入間基地まで送られてしまったのです。当時、部隊では「曹候を辞めさせれば空士の昇任枠が広がる」と言う根拠のない風聞が広まっていて、いじめは決して悪戯などではありませんでした。そんな曹候学生には「早く実力をつけるしかない」と気負う者と、「はい、はい」といじめなど蛙の面に水と受け流す者がありましたが、現在も各分野で異彩を放っている同期たちを見ると、いじめによって鍛えられることも確かにあるようです。一般空曹候補学生課程の精神徳目は「負けじ魂」でした。
(下関市・托鉢僧)5月22日・4回予定
  1. 2013/05/22(水) 09:31:39|
  2. 「東流西流」却下原稿
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