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古志山人閑話

野僧は佛道の傍らに置き忘れられた石(意志)佛です。苔むし朽ち果て、忘れ去られて消え逝くのを待っていますが、吹く風が身を切る声、雨だれが禿頭を叩く音が独り言に聞こえたなら・・・。

軍事評論家・古志山人、ウクライナ侵攻を愚考する。

野僧はインターネット上では「軍事評論家」と言うことになっていますが(何故、坊主や宗教家ではないのか?)、あまり詳しく語ると退役後の副業が露見するので控えています。
ソ連が建造した航空母艦=航空機搭載巡洋艦の名称はキエフとミンスクで前者はウクライナ、後者はベラルーシの首都です。つまり現在は独立国家になっていてもソ連を知っているプーチン大統領にとっては完全な属国であり、ベラルーシの独立が有名無実であるならばウクライナも同様の立場にしても当然と言う認識であっても不思議はなく、偉大なるソビエト社会主義共和国連邦=CCCPの復活が就任以来の野望だったのでしょう。
プーチン大統領は開戦に当たっては欧米の経済制裁は予想していたはずで、それでもあえて踏み切ったのは共産党中国の全面的な支援を受ける確約を得ていたと考えるのが常識です。共産党中国にとっては経済制裁で物不足に陥るロシアを新たな市場にする計算ずくの理由だけでなくプーチン大統領個人の野望に肩入れすることで貸しを造り、次に台湾やフィリピンに軍事侵攻する時に返させる常任理事国同士の裏取り引きも考えられます。実際、共産党中国は経済制裁に反対して「共犯者」であることを自己申告しています。
それにしても世界の警察官を定年退職したアメリカの体たらくは嘆かわしい限りです。過去の大統領たちはソ連が核戦争の可能性をチラつらかせて譲歩を引き出そうとすると「やれるものならやってみろ」と恫喝して引き退らせていたそうですが、売田(バイデン)大統領は始めから完全にビビッていて高齢者だけにチビッているのかも知れません。プーチン大統領はそんな売田大統領の弱体ぶりを見透かして脅しを掛けているのでしょうが、喧嘩の脅しには真剣味の殺気がなければ相手を圧倒することはできません。確かに売田大統領には押せない核ミサイルの発射ボタンをプーチン大統領と習近平主席は平然どころか嬉しそうに小躍りして押しまくりそうです。
戦況について日本のマスコミは「ロシア軍が攻勢」「主要都市を包囲」「市民の犠牲者が多数」などと正規戦の軍事概念だけで報道しています。確かに陸上自衛隊は即応予備自衛官を足しても16万人弱に過ぎない小所帯でも正規軍編成による正規戦しか考えていませんが、ウクライナ陸軍は約20万9千人の常備軍に予備役や志願兵を加えた将兵が圧倒的に優位なソ連軍の機甲部隊を散々に撃破したフィンランド軍と同様にロシア軍の後方部隊を襲撃して燃料や食料の供給を遮断するゲリラ戦術でかなりの戦果を上げているようです(特に非公式に供与されている携帯式地対空ミサイルが威力を発揮している)。しかも今回はソ連を連合国として孤立させられたフィンランドとは違い欧米諸国が味方なのでロシア軍が深入りすればプーチン大統領はナポレオン皇帝とヒトラー総統の二の舞です。
野僧は今の日本では「抵抗するから市民が犠牲になる。どうせ勝てないのだから早く降伏すれば無駄に命を失う必要はなくなる」と言う声が市民団体から出るのではないかと予想していましたが、現段階では新聞やテレビで見ていません。
それにしてもウクライナの元コメディアンのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は元俳優のドナルド・レーガン大統領の再来のようです。
  1. 2022/03/15(火) 15:44:04|
  2. 時事阿呆談
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コメント

ウクライナ侵攻

「どうせ勝てないのだから早く降伏すれば無駄に命を失う必要はなくなる」

ロシアに捕虜を養う能力はない。面倒なので虐殺。
また補給がないので食料・水は占領地から略奪。それに市民が文句を言うと虐殺。
第2次世界大戦で負けた日本は運良く戦勝国からの虐殺を逃れた。
今は降伏してもただ虐殺されるだけ。ならばウクライナは最後まで戦うだろう。
  1. 2022/03/16(水) 22:25:19 |
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  3. 龍馬Ⅲ世 #-
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