現在、日本を含む西側各国はヨーロッパでは第2次世界大戦が始まっていた1939年11月30日にソビエト連邦がフィンランドに侵攻した歴史を再現したようなロシアのウクライナ侵攻に武力行使以外の支援として徹底的な経済制裁を加えています。
これはフィンランド軍と同じくウクライナ軍のゲリラ戦によってロシア軍を消耗戦に引き摺り込み、経済制裁によって継戦能力を尽きさせる戦略ですが、ロシアと共に国際連合安全保障理事会の常任理事国である共産党中国は「プーチン政権との関係は断たない」「積極的な仲介はしない」と公言して西側の制裁の効果を削ぐ経済援助を公然と行っているだけでなくウクライナの大統領が日本の国会議員へのインターネットでの演説で「アジアで初めてロシアへの制裁に参加してくれた」と感謝したようにアジア各国に首相や外相を派遣して西側に同調することを妨害しているのです。
共産党中国がこれほどアカラサマに西側と敵対したのは新型コロナ・ウィルスが開発中の細菌兵器だったとの疑惑も払拭できない中、十分な予防措置を講じることなく極めて多くの人民を春節で海外渡航させた責任を一切認めず、逆にアフリカや東南アジアにマスクやウガイ薬、殺菌石鹸に続き開発工程や効果・副作用の検査結果も公表しない独自のワクチン(おそらく細菌兵器の伝染予防剤として開発していた)の初回分を無料提供して次回からの購入を画策した態度にそれまでの企業買収を進めていたヨーロッパでは紳士的に振る舞っていた化けの皮が剥がれ、日本の安倍晋三政権の対中強硬外交の正当性があらためて認識・共有されたことを自覚したからです。実際、共産党中国は西側社会の関心がウクライナ情勢に向いているのを利用して南沙諸島の要塞化を進めています。
そもそも国際連合の常任理事国は第2次世界大戦における戦勝国のアメリカとイギリス、ソビエト連邦と国民党中国にフランスの5ヶ国であって体制が変わったロシアと共産党中国には資格がありません。また核抑止力を保持している言う意味ではソビエト連邦から悪しき遺産を引き継いだロシアとアメリカから技術を盗み出した共産党中国も該当しますが、そうなると共産党中国がチベットに配備した核兵器に対抗するために開発したインドとそれを自分向けと誤解したパキスタン、さらに共産党中国から資金と技術を供与されて核兵器と弾道ミサイル開発した半島の金王朝も加えなければならなくなります。
半分以上は虚構とは言え国際連合発足時の常任理事国は第2次世界大戦で世界秩序を守るために血を流した連合国の戦友であり、自分たちの正当性を維持するために東西に分断した国際社会の秩序の維持と言う一線を踏み越えることはありませんでした(武力侵攻は自分の勢力圏内に限定していた)。それに対してロシアと共産党中国は秩序を破壊する行為を繰り返すばかりで、常任理事国の地位を与えていることだけでなく現体制として存在していること自体が世界の破滅の原因になってきています。
この機会に共倒れを覚悟した上でロシアだけでなく共産党中国にも徹底的な経済制裁を加え、同時に両国内で大規模な暴動を発生させて体制そのものを崩壊に追い込まなければなりません。どちらも恐るべき監視社会ですが方法はあるはずです。
- 2022/03/25(金) 16:32:50|
- 時事阿呆談
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