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古志山人閑話

野僧は佛道の傍らに置き忘れられた石(意志)佛です。苔むし朽ち果て、忘れ去られて消え逝くのを待っていますが、吹く風が身を切る声、雨だれが禿頭を叩く音が独り言に聞こえたなら・・・。

この機会にマスコミは反対派の意見を聞いてみてくれ。

ロシアにウクライナが侵攻して100日が経過しましたが、一度領土に足を踏み入れた敵を追い出すことが容易でないことを先祖代々の島国暮らしで外敵に対する危機感を持たない日本人も多少なりとも学習しているようです。
その一方で長年にわたり孤高を気取って非同盟中立政策を維持してきた北欧のスウェーデンと第2次世界大戦中にソ連の侵攻を繰り返し受けて講和の条件としてさせられてきたフィンランドが唯一ロシアに対抗し得る軍事力を持つアメリカの後ろ盾を得るためにNATO軍への加盟を申請しました。
この国際情勢の変化を見れば共産党中国の支援を受けて国家統一を標榜する北ベトナムの南進を阻止するためアメリカが軍事介入してベトナム戦争が発生して以降、反戦平和を標榜する隠れマルクス主義者たちの「アメリカと同盟を結べば戦争に巻き込まれる」「在日米軍基地は真っ先に攻撃される」と言う日米安保条約に反対する理由が世界の常識に反することを認めざるを得なくなったでしょう。
それでも「地域住民と世界で最も強固な信頼関係を結んでいる」「海兵隊海外駐留の世界最高の成功例」と言われている岩国基地では沖合移転した滑走路の桟橋への強襲揚陸艦などの艦艇の接岸や太平洋上を移動中の航空母艦から艦載機F-35が計18機飛来して離着陸訓練を実施したことに「岩国基地の機能強化に反対する」と標榜している反米親中の亡国環境団体「瀬戸内海の静かな環境を守る市民の会」は岩国市にアメリカ軍に抗議するように申し入れました。
余談ながらアメリカ海兵隊が台地の上の普天間基地を海岸の辺野古に移設することを要求したのは海外への緊急展開の拠点として岩国基地式に輸送機を離着陸させる滑走路と艦艇が接岸する桟橋を併設するためです。
しかし、客観的に見れば在日アメリカ軍が岩国基地のアメリカ海兵航空隊の強化を図っているのは異常な頻度で弾道ミサイルの発射を繰り返し、7度目の核実験も臭わせている北朝鮮や黄海越しの中国からの脅威に対抗するためであってスウェーデンやフィンランドのように改めてアメリカの加護を願う必要もなく強力な軍事力によって守られていることを実感して感謝の意を表すべきなのです。
実際、日本政府は岸信介政権が昭和35(1960)年の改定でサンフランシスコ講和条約と同時に調印したアメリカが日本の領土・領海・領空を対ソ連の戦場として使用することとその準備として軍を駐留する権利を認めるだけの日米安全保障条約をアメリカに日本の防衛義務を付与したことを受けて条約の実効性を確保するため北海道へのアメリカ軍地上部隊の駐留を繰り返し要請したのですが、アメリカ軍は「北海道は樺太や千島列島とは距離的に地続きであり、日本海北部の対岸からも至近距離なので3方向から攻撃される危険性が極めて高い。ソ連海空軍に制海・制空権を奪われれば補給線が遮断されて防衛は不可能」と拒否して津軽海峡を防衛戦として三沢基地に空海軍の航空部隊を配置しただけでした(大湊に海軍も配置しなかった)。でき得れば野僧が公開討論したいものです。
  1. 2022/06/07(火) 16:54:07|
  2. 常々臭ッ(つねづねくさッ)
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