その女性=佐藤有真(ユジン)は元従軍慰安婦支援団体の一部が愛国者団体を名乗ってインターネットに開設したサイト「日本の女を慰安婦にしろ」を見た大学内の男子学生たちに連日のようにレイプされていた。サイトには氏名や肩書は書き込まれていなかったが日本人留学生として目立っていた有真を狙っていた韓国人の男子学生にとっては欲望を果たす格好の手段を教えてもらったようなものだった。有真が1人で行動していると図書室やサークルの部室、トイレ、学生駐車場に停めてある乗用車の中、果てはカソリック系大学の象徴である礼拝堂の裏手でまで「慰安婦になって罪を償え」と声をかけられ、精液を注ぎ込んだ。
「これは拙い。日本政府が新型コロナ・ウィルス感染症の行動制限を緩和したから再び留学生を獲得するつもりなのに日本人の留学生を集団レイプしていると知られれば大失態だ」「それよりもカソリック系大学としての品格を失ってしまう」それでも有真を大学内でレイプした男子学生たちが動画を愛国サイト「日本の女を慰安婦にしろ」に投稿していることを卒業生から指摘された大学当局が取り締まりに乗り出したため大学内での慰安婦開業は終息した。その時、有真は妊娠していて大学が不祥事を隠蔽するために手配しているカソリック系の病院で最初の中絶手術を受け、告悔の秘跡を教えられて礼拝堂の告悔室で学長でもある司祭に罪を告白して許された。ところが性玩具を奪われた男子学生たちは閲覧者の振りをして有真の動画に「こいつは聖××学院大学の佐藤有真だ」「これは学内の礼拝堂の裏口だ」「慰安婦になって償えと言えば簡単に姦れるぞ」などと欝憤晴らしに個人情報を書き込むようになった。一方、「聖女」を気取る女子学生たちは有真をアカラサマに避けるようになり、学内だけでなく通学時も単独行動が多くなった。それは有真を日本大使館跡で開催された元従軍慰安婦団体の集会に誘った同級生たちも同様だ。そのため大学内では男子学生たちも学校当局に疑われることを恐れているため安全なのだが校門の前で客が待っているようになった。
「サトー・ユジンだな。俺の慰安婦になって罪を償え」客になるつもりの男は男子学生が書き込んだキー・ワードを口にすると有無を言わさず用意した慰安所に連れて行く。先日は一見して余暇は全てインターネットに使っていることが判る根暗そうな肥満体の中年オヤジだった。その日の慰安所は中年オヤジの高級ワンルーム・マンションだった。
「俺は慰安婦にされた日本人の女の中でお前が一番タイプなんだ」中年オヤジは有真の肩を抱いて部屋に連れ込むと焦ったような手つきで服を脱ぎながら妙な誉め言葉をかけた。有真が部屋の中を見回すと肥満用なのかシングルとダブルの中間くらいのベッドを中心に奥にはパソコン台とプリンターが載った衣装ダンス、手前には食卓を兼ねているらしい1メートル弱四方のテーブルと椅子が1つある。つまり来客は想定していない生活空間だ。続いて壁に目をやると投稿動画をプリント・アウトしたらしい有真のレイプ画像が並べて貼ってあった。大学内では単独のため男子学生は有真をレイプした時点でスマート・ホンの録画を開始し、喘ぐ表情や声、露出させた乳房などのアップを撮影して投稿していた。そのためなのか貼ってある画像は最初に日本大使館跡で集団レイプされた時に全裸で従軍慰安婦少女像の隣の空いた椅子に座らされた画像やその後に敷地の中で多くの男たちに次々にレイプされ、さらに「串刺しだ」と言いながら性器と口に同時に挿入されている場面が大半だった。至極当然なことだが有真は愛国サイト「日本の女を慰安婦にしろ」を見たことがない。自分をレイプした男子学生は「他にも在韓日本人の女たちが慰安婦になって罪を償っている」と言っていたが、他の日本人女性たちが同じような性行為を受けているとすればその切っ掛けは自分が作ったことになる。ならば「聖女」と言う尊称で自分を納得させてきたことは大きな間違いだ。
「さて脱がせてやろう」靴下まで脱いだ中年オヤジは突き出た腹の下に立派とは言えない男性器を埋没させたまま両手を有真の服にかけた。そして目を欲情と期待で異様に光らせながら鼻息も荒くボタンを外して有真も全裸に剥いた。韓国に留学するまで有真は在日韓国人の高校の同級生以外に男性との性的関係はなかったが、今では両手両足の指では収まり切れない。
「ネットじゃあ弾力や体温は感じられないからやっぱり本物に限るな」中年オヤジは意外に優しくベッドに押し倒すと有真の全身を手で撫で、パソコンのキーのタコがある指で乳首を摘み、女性器に差し入れてかき混ぜるように愛撫を始めた。
「これがユジンの汗の味かァ・・・美味しい、美味しい」続いて全身を舐め始めると不思議に可愛い歓声を上げた。それでも男性器は起っていないから焦りを胡麻化しているようだ。
「はい、動かないで」有真は股間に顔を埋めてワザとのように音を立てて吸っている中年オヤジに声をかけると今まで男たちに教えられた性技を駆使して男性器を立てた。今まで代金を受け取ったことはなかったが請求すれば喜んで払ってもらえるプロ=慰安婦の仕事だった。

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- 2022/07/27(水) 14:51:05|
- 夜の連続小説9
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