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古志山人閑話

野僧は佛道の傍らに置き忘れられた石(意志)佛です。苔むし朽ち果て、忘れ去られて消え逝くのを待っていますが、吹く風が身を切る声、雨だれが禿頭を叩く音が独り言に聞こえたなら・・・。

案の定、気象庁とNHKは信用を失くしつつあるようだ。

当地区も最近は毎年どころか毎回のように気象庁とNHKが馬鹿騒ぎした「過去に経験がないような台風(一時期は『伊勢湾台風並み』と表現していた)」が9月19日に通過していきましたが、築250年で裏山は崩壊寸前の小庵だけでなく何の台風対策も取らなかった近所の空き家も全く被害はありませんでした。
当地区に関して言えば小庵で毎週月曜日は大慈大悲救苦観世音菩薩、金曜日は延命能化地蔵願応尊と堅牢地神に災厄除けを祈願しているので、前後1日を外さなければ両菩薩の加護で災害は及びません。以前は大日如来に「台風の進路変更」を祈願していたのですが台風が予報進路から直角に外れて、全く想定していなかった地域で大きな被害が出たことが2回続いたので止めました。同様の祈願を創造主に頼んでいたアメリカ人牧師は「被害を受けたのはその地域の住民の信仰心が足りなかったからだ」と悪ぶれることはありませんでしたが、野僧はそこまで単純に割り切ることはできませんでした。
それにしても気象庁は旧約聖書の創世記「ノア」を朗読しているかのような警告を発し、NHKは安全な東京のスタジオから命令口調で「風雨が強くなる前に避難所へ移動しなさい」「命を守るような対策を取って下さい」と強要を続けますが、今回はさらに具体的になって「2階があれば2階に、崖が迫っていれば反対側の部屋に、押し入れや棚など少しでも高い場所に寝るようにしましょう」と現実離れした指導を始めました。しかし、住宅が建て込んでいる都市部なら2階建てが一般的ですが、自然災害に見舞われる田舎では平屋が大半で2階は屋根裏部屋になり、多くの場合倉庫に使用しているので家族全員が寝るには荷物を階下に運ばなければならず、緊急に避難しなければならない時には危険物・障害物になりかねません。また都市部の2階建ての家屋でも間取りに余裕がある訳ではないので1晩とは言え子供の部屋に親が寝かせてもらうのは無理でしょう。
ついでに言えば下関市の避難所は急な坂道を登った峠を越えて延々と車で走り続ける総合支所と離島の公民館の2カ所だけで、しかも下関市の防災案内では「希望者は寝具と非常食を持って避難しろ」と言うのですから早めどころか避難すること自体が迷惑なようです。つけ加えれば小庵の裏山は猪が餌になる筍や木の根を探して大穴を掘っているため、土砂の崩落が進んで床下が埋まっているのですが、市有地なので市役所に連絡したところ状況確認に来た担当者は「被害を受けるのは1軒だけだから助かりたかったら自分で何とかしろ」と重度身体障害者の野僧に宣告して帰りました。
今回、NHKの指導があまりにも過剰だったため台風が通過した後、九州でも特別警報が発令された地域に住む友人たちに見舞いを兼ねた電話をかけて実情を聞いたのですが、全員が「NHKのお節介がましい放送には腹が立ってきた。南九州の人間は生まれた時から台風には慣れていて東京の人間に指導されても聞く耳はない」と口を揃えて非難轟々でした。一方、NHKの台風報道で笑ってしまったのは通常の番組を潰して延々と無駄な台風情報を流していながら定時の天気予報の時間になると「ここからは気象情報をお送りします」と断って同じ内容の番組を別のスタジオから始めたことです。
  1. 2022/09/21(水) 16:22:32|
  2. 常々臭ッ(つねづねくさッ)
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