2017年の12月12日はサンフランシスコ市長に就任すると中国共産党の操り人形として反日を公然化させたエドウィン・マー・リー市長の命日です。65歳でした。
リー市長は1952年にワシントン州シアトルで中国広東省からの移民の家庭で生まれましたが朝鮮戦争で共産党中国義勇軍と戦った経験を持つ父親が15歳の時に亡くなったため中国系移民の支援を受けながらアメリカ有数の難関大学を卒業し、さらにカリフォルニア大学の法律学校を修了しました。
法律学校修了後はアジア人系の法律・弁護士団体やアジア人法律連盟でアジア人の人権保護や生活支援の活動で知名度を高め、2010年に在職のままカリフォルニア州副知事に就任したギャビン・ニューサム市長の代理を経て2011年にサンフランシスコ市長に当選しました。この当選には中国共産党のアメリカにおける政治工作員でサンフランシスコのチャイナタウン・コミュニティで絶大な権力を持つローズ・ラン・パク女史の全面支援があり、就任後はパク女史の、つまりは中国共産党の操り人形になりました。
具体的には2012年に日本の民主党の野田どじょう政権が東京都の尖閣諸島買収を阻止するため国有化を決定した時に中国本土で発生した暴動に呼応したサンフランシスコ市のチャイナタウンでのデモを規制しようとする警察当局に傍観=放置を命じ、中国共産党の幹部が多数入信していることで江沢民政権に危険なカルト宗教団体と断定されている法輪功のチャイナタウン・パレードへの参加を禁止しています。
その一方でアジア人のための人権派弁護士だった時のイメージを維持するためオークランド市長と共同でカリフォルニア州全体の最低賃金を2013年時点の10ドル74セントを2018年までに15ドルに引き上げる運動を行い、前任者だった副知事の支援もあって2016年に決定しましたが企業の理解を得ることの難しさから目標年次は2022年に先延ばしされました。ただし、カリフォルニア州に限らずアメリカでは第2次世界大戦での絶大な軍功で名誉国民になっている日系人を除くアジア系移民は60年代の公民権運動で過剰に権利が認められたアフリカ系や中南米系以下の最下層に位置づけられていて最低賃金の引き上げも支持基盤であるアジア系移民への点数稼ぎでした。
そしてその本性を現し、日本に知らしめたのが2017年11月23日の市議会が在アメリカの半島系移民が中国系移民と共同で市内のセント・メリーズ公園に建てた半島人・中国人・フィリピン人の慰安婦像をサンフランシスコ市として寄贈を受ける=市の公的所有物とすると言う中国系議員の提案を可決し、議会承認に署名したことでした。
これには普段は紳士的な日系移民も怒りの声を上げ、サンフランシスコ市と姉妹都市提携を結んでいた大阪市の吉村洋文市長(現在の大阪府知事)が撤回を求め、リー市長の急逝を受けて就任したロンドン・ブリート新市長の回答を待ちましたが、当時の韓国政府=朴槿恵政権の虚偽の史実を踏襲する説明を返してきたため2018年10月2日に解消されました。このタイミングの急逝は罰(ばち)が当たったとしか思えませんが多分そうなんでしょう。
- 2022/12/12(月) 13:13:41|
- 日記(暦)
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0