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古志山人閑話

野僧は佛道の傍らに置き忘れられた石(意志)佛です。苔むし朽ち果て、忘れ去られて消え逝くのを待っていますが、吹く風が身を切る声、雨だれが禿頭を叩く音が独り言に聞こえたなら・・・。

NHKのど自慢に再挑戦します。

野僧は変声期後も3オクターブの声域を持っていて沖縄時代には地元の有名歌手がカラオケで「昴」を唄っているのを聞いて興味を示して指導を受けるようになり、一度はレコード会社のプロデューサーを紹介されたのですが、万が一売れた時には副収入が発生するため上司に禁止されて断念したことがあります。それでも高校時代は自衛隊志望だったことから「アイツは軍歌しか唄わん」と勝手に決めつけられてフォーク・バンドに誘われたことはありませんでした(バンドをやっている連中は自分がボーカルになりたかったので誘うはずがない)。
坊主になってからも小浜の僧堂の托鉢では門つけの芸人のようにお経を唄うと喜捨を持ってきた小母さんは玄関を開けたまま目を閉じて聞いていました。そのため修行僧の中で常に最高金額を集め、「お前は托鉢で喰っていける」と言われ、実際、役に立ったのですが神経障害を病んで徒歩が不自由になってしまい現在は朝夕の鐘打ちの念佛と佛間での勤経、そして作務をしながらの鼻歌が数少ない楽しみになっています。
そんな中、2020年に隣りの長門市でNHKのど自慢が公開収録が行われることになり、丁度、連続ドラマが昭和の大作曲家・古関裕而さんをモデルにした「エール」だったこともあり、野僧は古関さん作曲の海上自衛隊歌「海をゆく」で応募しました。ところが予選で「カーン」の鐘1つなら兎も角、それすらない葉書選考での落選でした。
野僧は今回と同様に応募した時点でブログで発表していたため落選の記事を読まなかった人が「古志山人の面(つら)を見てやろう」と日頃は見ないNHKのど自慢を見たらしく放送後に待ちぼうけを喰らわされた読者から苦情のメールが殺到しました。そこで野僧は「応募者が300人を超えたので予選の時間短縮のため出場者を絞った」と言うNHKの返信葉書(応募は往復葉書だった)にあった理由を説明したのですが納得せず、背後にある理由を推理するメールが始まってしまいました。
その中で一番多かったのが「NHKは古山(連続ドラマの役名)に戦時中に軍国歌謡を作曲したことを後悔させて反戦平和主義者になったと言う筋書きを考えているから海上自衛隊歌を作曲したことが明らかになると都合が悪いんだ」と言う政治的理由で、この他には「オリンピックが1年延期になってNHKはドラマを持て余している。だから支持者は歓迎されない」「のど自慢で軍歌は禁止だ。NHKにとっては軍歌と隊歌に違いはない」「自衛隊歌と言っても組織内の歌だ。NHKは企業の社歌は放送できないだろう」など諸説紛々でしたが、「テレビを見たのに出なかった」と苦情の電話をかけてきた熊本市田原坂在住の元上司が言った「オイが好きな八代亜紀の歌にせんからいかんたい」が結論になりました。
ところが今回の下関市での公開収録のゲストは八代亜紀さんと加西かおりさんなので迷わず野僧も好きな「舟唄」で応募しました。ただし、最後のダンチョネ節は航空自衛隊のパイロットが唄っていた「沖の鴎と 戦闘機乗りは どこで果てるやら 分かりゃせぬダンチョネ」にしたいものです。勿論、今度こそ予選に出場できればの話ですが。本当は「・・・唄いだすのさ舟唄を。海上自衛隊歌『海をゆく』用意。男と生まれ海を征く・・・おお選ばれた自衛隊、海を守る我ら」なら最高ですが、この企みがバレるとまた葉書選考で落選するかも知れません。
  1. 2023/07/24(月) 14:45:22|
  2. 常々臭ッ(つねづねくさッ)
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