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古志山人閑話

野僧は佛道の傍らに置き忘れられた石(意志)佛です。苔むし朽ち果て、忘れ去られて消え逝くのを待っていますが、吹く風が身を切る声、雨だれが禿頭を叩く音が独り言に聞こえたなら・・・。

田舎が直面している野生動物の危険は熊だけじゃない。

全国各地で熊の出没と被害が続発していますが今夏の殺人的猛暑の時には隣町の温泉街と海水浴場近くの国道で熱中症で死んだと思われる熊各1頭の遺骸が見つかりました。
当町内では野僧がブログの日記(暦)で「北海道で日本最大の樋熊が射殺された」と言う記事を掲載した日から国道を渡っている体長(足と尻尾を除く頭から尻まで)1メートル程度の熊が目撃されるようになったため「忌まわしいことを口にすると招き寄せる」と言う日本独自の「言霊(ことだま)」ではないかと反省しました(先月は医者の話を2日続けたところ左足の小指を骨折して通院しました)。
その後、目撃情報は途絶えていますが街灯がない当地では新月=裏満月に近くなると真っ暗闇になり黒い熊がいても気づくことができずいきなり猫パンチならぬ熊パンチを喰らい、噛みつかれる危険性は大です。野僧は庵内に迷い込んだ体長80センチの穴熊を捕まえたことがありますが、熊科だけに爪と牙は犬や猫の比ではなくあれよりも大きい月の輪熊に一撃されれば「痛い」では済まないはずです。
今夏の殺人的猛暑は山の植物にも大きな被害を与えたようで例年であれば秋になって美味しく熟した柿を狙って大集団で現われる猿が盆過ぎには姿を見せ、青柿を残さず食べていきました。猿はグルメなので渋かったり固かったりすると一口かじっただけで腹癒せに家の障子や車に投げつけていくのですが、今年は食べ切れないヘタの部分だけを下に落としだけでした。しかも夜には何者かがそれを拾って食べていきましたから掃除が楽でした。
さらに今夏はこれまで見たことがなかった狸まで姿を見せるようになり、ジブリ映画「平成狸合戦ぽんぽこ」のように可愛いので餌付けしたくなりますが、犬科なので猫が襲われる危険があり、今のところ無視しています。本当は千葉県木更津市富士見の浄土真宗・證誠寺の住職のように狸と友達になって月夜の番に腹鼓を打ちたいのですが、それにしても雑食の狸まで餌に困るようでは山の荒廃はかなり深刻です。
とは言え現在、当町の住人を最も悩ませているのは鹿で、時間を問わず数十頭の大群が畑と言わず庭と言わず好き勝手に樹木や草花を喰い荒らし、小庵でも葉に毒がある夾竹桃以外の植木は葉と花が食べられて枯れてしまうため鉢植えにして夜には網をかけているのですが、最近はその網を咥えて剥ぎ取り葉や花を食べてしまいます。何よりも問題なのは夜間に道路を我が物顔で占拠していて街灯がないため自動車はヘッドライトの範囲しか視界が届かず、道路脇から飛び出した鹿や近づいても逃げない鹿に衝突する事故が頻発しています。先日も同居人が立派な角がはえた大鹿に急ブレーキで停止寸前に衝突しましたが車体前部が壊れて運転席のドアが開かなくなりました。それでも大鹿は逃げていきました。
都会の住人は7月30日に北海道で牛を66頭襲った樋熊・OSO16が射殺された時も「可哀そう」と地元自治体に抗議したくらいなので「鹿が跳ねられれば怪我をして可哀そう」と思うかも知れませんが、確かに後足が折れれば鹿は死ぬものの野生動物の身体の強度は軽量化を優先している現在の自動車の車体以上なので下手をすれば一発で廃車になってしまいます(実際、モータースの話では廃車になる「被害車」はかなり多いらしい)。
大鹿事故・23・10・19破損よりも車体の歪みが問題
  1. 2023/10/20(金) 15:03:00|
  2. 常々臭ッ(つねづねくさッ)
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