fc2ブログ

古志山人閑話

野僧は佛道の傍らに置き忘れられた石(意志)佛です。苔むし朽ち果て、忘れ去られて消え逝くのを待っていますが、吹く風が身を切る声、雨だれが禿頭を叩く音が独り言に聞こえたなら・・・。

アメリカとヨーロッパの主要国は同じ過ちを何度繰り返すのか。

10月7日にパレスチナのガザ地区を支配するイスラム教組織のハマースが突如として数千発のミサイルを発射してイスラエルの各都市に着弾したことから武力紛争に発展していますが、アメリカとヨーロッパのキリスト教国は開戦直後から発生の経緯などを調査・検討することなくイスラエル支持を宣言し、新たな事態が発生すると事実確認する暇(いとま)もなくイスラエル側の発表を肯定することを繰り返しています。中でもアメリカは1979年の在イラン大使館占拠・人質事件以降、懲罰=報復の口実を探し続けているイランを黒幕とするべく今回も伏線造りを始めています。
アメリカの不良少年の後ろ盾のヤクザ屋のようなイスラエルにベッタリの姿勢の背景には経済界を支配するロスチャイルド、サッスーン、クーン・ロエブ、モルガン、ロックフェラーのユダヤ系5大財閥の政治的影響力があると言われています。一方、ヨーロッパでは第2次世界大戦後のニュルンベルグ国際軍事法廷で20世紀のユダヤ人迫害と虐殺を全てナチス・ドイツの単独犯行にして断罪しましたが、実際はイギリスやフランスなどのヨーロッパ主要国は犯行を黙認していたのを殊更に執念深いユダヤ人が忘れるはずがなくナチス・ドイツを糾弾している連合国の耳元で「お前も同罪だ」と囁き続けたのです。そのため連合国が侵略者になってキリスト教歴66年にローマ帝国によって征服されるまでユダヤ帝国が存在したエルサレムに約1900年前から住んでいるバレスチナのイスラム教徒を荒野に追い出して1948年5月14日に勝手な新国家・イスラエルを建国したのです。
さらにアメリカとヨーロッパの主要国は1990年から91年の湾岸戦争でイスラム圏最強の軍事大国・イラクに圧勝して以降、イスラム教国を滅ぼす十字軍幻想に冒されていて連続旅客機爆破事件や9.11のテロをイスラム過激派アルカイーダの犯行と断定してアフガニスタンのタリバーン政権に引き渡しを求め、道義上の理由で応じないだけで共犯者として侵略しました。ところがキリスト教の感覚ではイスラム教の戒律によって抑圧されているはずのアフガニスタン国民にとってアルカイーダはアッラーの正義を体現する崇敬の対象であり、キリスト教国の傀儡政権はアメリカ軍とNAT軍の徹底と同時に崩壊してアルカイーダ政権が復活しました。
イラクでもアメリカは「核爆弾や生物化学兵器を製造・貯蔵している」との疑惑をイギリス政府に報告させ、国際連合の査察団が「特定兵器や製造工場の存在は確認できない」と報告しても強引で悪質な議事運営で侵攻を強行しましたが、サダーム・フセイン大統領を絞首刑にしただけで問題の特定兵器はいまだに見つかっていません。それどころかフセイン政権によって封じ込められていた山岳地帯のイスラム過激派ゲリラが解放されてIS(イスラミック・ステート)になり、世界各地で大規模テロを発生させました。
ハマースはアメリカとヨーロッパがアルカイーダを一方的に宗教的圧制者と断定したのと同様に危険なイスラム過激派のテロ組織と報道されていますが、実際は社会奉仕担当のダワと軍事部門のアル・カッサム旅団の2重構造になっていることを中立国・日本は認識しなければなりません。今は数千発ものミサイルの出所の究明が先決です。
  1. 2023/10/28(土) 13:48:32|
  2. 時事阿呆談
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<続・振り向けばイエスタディ651 | ホーム | 続・振り向けばイエスタディ650>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://1pen1kyusho3.blog.fc2.com/tb.php/8764-b1fd373a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)