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古志山人閑話

野僧は佛道の傍らに置き忘れられた石(意志)佛です。苔むし朽ち果て、忘れ去られて消え逝くのを待っていますが、吹く風が身を切る声、雨だれが禿頭を叩く音が独り言に聞こえたなら・・・。

共産党中国がパレスチナ和平を仲介したらどうするのか。

佛神が本地垂迹する国家の日本はこれまでパレスチナ情勢においては一貫して中立の立場を取ってきましたが、カソリック信者の上川陽子外務大臣はG7サミットの議長国=西側の代表と言う立場を利用してアメリカとヨーロッパのキリスト教国の一員であるかのようにイスラエル側に引き擂り込んでいます。
しかし、イスラエルがガザ地区に地上部隊を侵攻させて「ハマスが移動手段に使っている」と言う口実(あくまでもイスラエル側の主張)で救急車を攻撃したのに続き「地下にハマスの陣地がある」と病院を破壊していることは明確な「戦地にある軍隊の傷者及び病者の状態の改善に関する1948年8月12日のジュネーブ条約」違反であり、ハーグ陸戦条約などの戦争法が認めている不正行為に同程度の不正行為で報復する「復仇」でも医療施設や救急車は適用を除外されているので明白な戦争犯罪です。
ところがアメリカとヨーロッパのキリスト教国はNGO・ARMY=非政府武力組織のハマスが軍事利用しないことを前提に保護対象になっている病院や救急車を戦闘に利用していることを批判するばかりでイスラエルが「復仇」を悪用して文民を無差別に多数殺傷している戦争犯罪には触れようとしません。そして上川外務大臣は字幕が流れない紹介場面の英語の発言では「日本の立場も同じだ」と説明しているのです。
このアメリカとヨーロッパのキリスト教国と日本のイスラエルに与した態度にヨーロッパ以外の国々が納得・同調するはずがなくイスラエルに対する敵意が遠からず2代目ブッシュ政権が炎上させた第3次世界大戦=対イスラム戦争の残り火に注ぐ油になって第2次世界大戦後の国際社会を統制してきた戦勝国と戦争犯罪服役国(ドイツと日本)の論理が否定されて新たな対立=新冷戦の予兆すら感じさせます。
この展開は安倍首相の退陣によって国際社会で孤立したプッチン政権と手を結んだ共産党中国が国際連合安全保障理事会などでも公言していた「新たな国際正義の構築」に合致していて国際社会の裏で巡らせてきた謀略の成果のような気もします。ここで予想される最悪の事態はアメリカやヨーロッパ=キリスト教国に日本を含めたG7には打つ手がなかったパレスチナの和平が共産党中国の仲介で実現することです。
経済大国になった共産党中国の世界戦略は国家には莫大な財政支援を行って窮状を救う一方で安価な物資の輸出と労働力の派遣によって経済的な依存体質を作り、同時にマスコミと教育機関の株式を買い占めて親中国に世論を操る体制を固めることを基本とします。
それはイスラエルも例外ではなく従来のアメリカやヨーロッパのユダヤ系企業よりも安価な商品を大量に輸入するようになり、各種業種に中国系企業が進出して経済的依存体質は固まりつつあります。こうなればユダヤ系財閥に支配されているアメリカとヨーロッパのキリスト教国には絶対にできない制裁に踏み切ることは可能で「和平案を拒否すれば輸出を全面的に停止して労働者を引き揚げ、企業を撤退させる」と脅せば例え強固なユダヤ人社会の後ろ盾を持つイスラエルでも多少の動揺は起こせるはずです。それだけで国際社会にアメリカとヨーロッパを超える共産党中国の実力を誇示するには十分です。
  1. 2023/11/16(木) 14:22:15|
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