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古志山人閑話

野僧は佛道の傍らに置き忘れられた石(意志)佛です。苔むし朽ち果て、忘れ去られて消え逝くのを待っていますが、吹く風が身を切る声、雨だれが禿頭を叩く音が独り言に聞こえたなら・・・。

朝日新聞は中曽根派潰しの二番煎じを淹れている。

安倍晋三元首相が2022年7月8日に暗殺されてから1年半経っても後任の代表が決まらないできた自民党の最大派閥の安倍派を朝日新聞が盟友(?)の東京地方検察庁特捜部にも根回しして準備万端整えたスクープの二番煎じで潰しに掛かっているようです。
今回は政治資金パーティーの参加券をノルマ以上に売り上げた議員に収益を分配した(いわゆる)キックバック疑惑ですが知人の記者によれば「同じパーティー券を買うのなら実力者の点数稼ぎをするので実力者に金が集まる。これを叩けば自民党に大打撃を与えられる」と言っているので今回は安倍派の抹殺を目的にしているのでしょう。実際、朝日新聞はマスコミ他社にも情報を流布させているようで閣僚を含む有力議員の実名を挙げて疑惑を報道させて岸田政権と自民党執行部を崩壊させる嵐の前触れを演出しています。
このような朝日新聞が主導した政治スキャンダルと言えば長期政権になった中曽根康弘内閣が売上税に対する世論の離反で退陣した1989年のリクルート疑惑を思い出させます。当時の中曽根派も71歳だった中曽根前首相が再登板を模索していて後継者は確定しておらず、藤波孝生氏が最有力と目されながらも渡辺美智雄氏が割込みを図っていました。そんな中で発生したリクルート疑惑は仮に「値上がり確実」と言われていても不確定要素があるため判例上は贈賄の手段とは認められていなかった株式を使った資金提供でした。
この時も朝日新聞とテレビ朝日がスクープすると東京地方検察庁が「贈収賄罪で立件できる」と公言し、それを受けて他のマスコミ各社も一斉に後追い報道を始め、藤波氏を後継者から追い落とし、中曽根前首相を自民党から離党させただけでなくニューリーダーの安倍晋太郎外務大臣が癌で病死したため長期政権を維持しなければならなかった竹下登内閣を辞任に追い込み、中曽根派の端くれの宇野宗佑氏を首相にしたものの芸者を妾にした時の遣り取りを暴露されて退陣、クリーンなイメージだけで海部俊樹氏を引っ張り出してイメージ回復したところに湾岸戦争が勃発して逃げを打ち、「コイツだけは首相にしてはいけない」と言われていた宮澤喜一(敬称・肩書不要)を首相にする羽目になり、前評判通りの失策続きで日本を長期低落に引き摺り込みました。
中曽根政権と安倍政権で共通しているのは戦略的外交によって日本の国威を発揚したことです。中曽根政権では首相がアメリカのドナルド・レーガン大統領と個人的な信頼関係を結びサミットでもレーガン大統領の主張を補足するなど積極的に議論に加わってそれまでの日本とは一転した存在感を発揮するようになりました。特に中曽根政権ではそれまでの明治から連綿と続くヨーロッパの上流階級との社交を専らとする外交貴族を排してアメリカの軍事と一体化した戦略外交を学んだ新世代を重用して外務省内に巣喰っていたチャイナ・スクールやコリア・スクールなどの担当国の意向に盲従する売国的外交官も一掃したのです。それを継承した安倍政権も地球儀を俯瞰する外交を展開して共産党中国の一路一帯戦略への対抗を公然化する一方で宮澤政権が制定したPKO法の欠陥を是正するとアフリカの紛争にも自衛隊を派遣して国際社会における日本の地位を揺るぎないものにしました。それは日本の「戦争犯罪国」の烙印を維持したい朝日新聞が最も嫌う政治なのです。
  1. 2023/12/11(月) 15:04:11|
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