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古志山人閑話

野僧は佛道の傍らに置き忘れられた石(意志)佛です。苔むし朽ち果て、忘れ去られて消え逝くのを待っていますが、吹く風が身を切る声、雨だれが禿頭を叩く音が独り言に聞こえたなら・・・。

続・振り向けばイエスタディ773

「そろそろ限界だな」「祖国が侵略を受けている非常事態よりも加倍首相の遺志を継ぐ門下生たちを抹殺する政治スキャンダルを捏造する報道機関を先に始末しなければならないな」東シナ海での海戦と離島への上陸阻止が失敗に終わると日本人女性と結婚して国籍を変更したことで国外退去を免れていた元在日中国人たちが放火事件や暴走による多重事故を続発させたが、拳銃を携帯していれば即座に射殺されることを学習しているので銃撃戦にはならず田島3佐が率いる隠密同心の仕事になった。そんな仕事が一段落した頃、田島3佐は大江戸捜査網では内藤勘解由に当たる警視庁の伊藤警部と会っていた。
A日新聞が夕刊のスクープで口火を切り、翌日の朝刊で全紙が足並みを揃えた加倍派の政治資金を巡る問題は1週間経っても鎮まるどころか波紋が荒波になり、追及を受ける石田首相は完全に腰が砕けて立野官房長官を含む加倍派の閣僚を全て解任した。さらに自民党総裁の立場で加倍派の弾圧に加担してマスコミが書いた台本通りに追及する立権民衆党に言われるままに晒し者にして政治生命さえも奪おうとしている。その一方で陸海空自衛隊と海上保安庁、警察の共同作戦によって阻止・制圧した狸(中国の原典・塩鉄論の記述)を噛んだ窮鼠・中国の大漁船団による侵略については相変わらず関心を示さず、上山外務大臣も良妻賢母振りを発揮して夫唱婦随で放置している。
「ところでA日新聞がクジテレビの襲撃を手引きしたと言う噂の裏付けは取れたのか」「叩けば埃(ほこり)は濛々(もうもう)と上がるが証拠は見せないな。流石だよ」いつもの公園の自動販売機でそれぞれに買った缶コージーの栓を開けて一口飲むと田島3佐が先ほどの「抹殺」の伏線になる質問を投げかけた。
臨海副都心にあるクジテレビの社屋が武装した在日中国人と半島人に占拠されて男性社員の大半は射殺、女性社員は人気アナウンサーから初老の掃除婦までカメラの前で強姦されてその痴態を全国放送に中継された。そのため10数名の女性アナウンサーは投身自死した。ところが社屋内に潜入した田島3佐ほかの隊員が催眠ガスを放出して意識を失った数百人の犯人が逮捕されたが、首謀者たちの持ち物の中からクジテレビがA日新聞編集部に発行した立ち入り許可証が発見されたのだ。
「俺たちの仕事は状況証拠で請け負ってきたから埃が立てば十分だ。しかし、相手は巨大組織だから陸上自衛隊に命令として実施させないと全くの人手不足だよ」「今回のクジテレビでも判ったがマスコミには地方局があるから本社を潰しても記者を掻き集めて来れば機能回復は意外に早い。残念ながらクジテレビは地方局が少ないから思うような人材を確保できていないようだがA日新聞なら簡単だろう」伊藤警部の見解は的を射ている。A日新聞は記者に限らず販売店の経営者から配達員にまで情報網を張り巡らせていて些細な噂話でも「記事にならないか」と編集部に連絡してくるらしい。
「そこで今回は奥の手を出そうと思うんだ」「俺たちの仕事じゃあないのか」「プロに協力してもらわないと困るぞ」伊藤警部の口調が思わせぶりになったので田島3佐が先回りして確認したがやはり出番はあるようだった。
「明日の夕(ゆう)6時、8番に来てくれ」「8番か・・・人目を避けなければならない相手なんだな」「うん」2人の待ち合わせ場所は見晴らしが効いて人の往来が絶えない公園が多いが8番は広大な墓苑の指定した墓所の前なので墓参の人々が帰った夕暮れ時に会うのは野良犬と幽霊くらいだ。尤も田島3佐が会う幽霊は在スリランカ大使館の在外公館警備官時代に秘密裏にスリランカ内戦に参加して反政府ゲリラ・タミル・イーラムの虎の指揮官を射殺したのを皮切りにして何人かのゲリラを殺害した。しかし、タミル・イーラムの虎は占領した集落の老人や女性、子供を人質にして男性をゲリラにしていると政府軍の士官に聞いてからは戦闘を避けるようになった。ところが帰国すると定年退官した朝山3等海佐の後任として自衛隊の秘密殺人部隊の指揮官を命じられ、主に密入国している中国人や半島人の危険人物と凶悪犯の抹殺に当たってきた。その点は在フィリピン大使館の在外公館警備官としてナバオ・デス・スクワットに参加して麻薬組織撲滅の戦闘を経験した伊藤警部も大差はない。それでも今では2人が殺害した人数くらいは祖国防衛の戦闘を遂行している一般隊員の平均値程度だ。
  1. 2024/03/23(土) 15:46:16|
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